2003年に自由獲得枠で巨人に入団した木佐貫洋さんは、オリックス、日本ハムで活躍し、2015年シーズン限りで現役を引退した。現在はアマチュアスカウトとして未来の巨人戦士を発掘する木佐貫さんの今、そして球界きってのマニアとしても知られる「鉄道」についても聞いた。〈全4回の第4回/最初から読む〉 日本ハムにトレード移籍して3年目の2015年9月、木佐貫さんは戦力外通告を受けて引退を決断した。現役を続けるか少しだけ迷ったが、潔く心を決めた。 「心がバキッと折れた」引退を決めた出来事 「そもそも前年の2014年に一軍で5試合しか投げられなかったんです。これでダメなら辞めるという覚悟で2015年に臨んだのですが、二軍でもボコボコに打たれて防御率は6点台。高卒で入ってきた若いバッターに簡単に打たれて、なんだか『木佐貫さん、あなたもう無理ですよ』と言われているようで……心がバキッと折れたんです。これが潮

