蔬菜 東口売場(そさいひがしぐちうりば) 場所 明神坂ガード下 解説 ラジオからオーディオ、家電、PCと、秋葉原の“顔”は、数年~10数年のスパンで何度も代替わりを果たしてきた。現在のアキバを歩いても、現役ショップの看板に「ラジオ」や「無線」といった、昔の隆盛を感じさせる単語が見つかるはずだ。 さらに注意深く街を眺めれば、秋葉原が電気街と認知される前の時代、戦前の名残も目にすることができる。例えば、明神坂ガード下のコンクリート柱にある、神田青果市場の「蔬菜 東口売場」という文字だ。 神田青果市場は、戦前から秋葉原駅前にあった都内の主要市場で、平成元年に大田区の大田市場へ移転した。そしてその跡地には現在、秋葉原クロスフィールドが建っている。