アジア、中東、アフリカなど、世界の紛争地域を取材する戦場カメラマン。時に戦闘の最前線に肉薄して取材を続けてきた第一線のカメラマン3人が相まみえる。戦争と人間の本質を写す表現技法から、宿舎や移動での安全管理の独自のノウハウまでを明かす。鋭い感性で過酷な現実を撮り続けて来た男たちが、プロの仕事について語り合う。 戦場カメラマン プロフィール 「不肖・宮嶋」の愛称で、ルポライターとしても人気。イラク戦争では、フセイン政権側から撮影するなど、「決定的瞬間」にこだわり続けている。 ボストン、シカゴの新聞社に勤務。「全米報道写真家協会賞」ほか、受賞歴多数。リベリア内戦を継続取材するなど、戦争の悲惨な現実を見つめている。 大学在学中から、戦場カメラマンの世界に飛び込んだ。ルワンダ内戦や、パレスチナ紛争、イラク戦争などを取材。戦時下の人々の生活を追っている。 危険が多い戦場においても、あえて被写体に近づく