1 それがお前と西尾との違いだよ 僕は細いロープの上を歩いている。 命綱はない。崖の下には底の見えないほど深い闇が広がっている。 「落ちて死ね」 声が囁く。幻聴ではない。 それは確かに耳にした誰かの言葉だ。 これまで二度、死んでしまえと言われたことがある。 嫉妬や失望によるもの、ではない。 愛情によるものだった、と思いたい。話が抽象的に過ぎるようだ。 僕は固有名詞を出したくないのだろう。何かを失うことを恐れているのだ。 だが、いい加減腹をくくる時期にきたようだ。それは恩人と呼べる――少なくとも僕自身はそう感じている――二人からの言葉だった。 一人は紀里谷和明。そしてもう一人は太田克史だ。 2 作家志望者から作家死亡者へ 紀里谷和明からの言葉は、純粋に、激励だった。先に掲載した対談小説を読めば、それをわかってくれるだろう。 太田克史からの言葉は、叩き殺してやろうという殺意を感じた。しかし、そ
世の中に嫌いなものがたくさんあるけど、いまいち共感してもらえないのが、この『顔出し美人ライター』である。 ムカつくんだ!って人に話しても『まず、その概念がわからん』と言われる。分かれよ。 そもそも物書きが顔を出すのがあまり好きではない。漫画家や小説家の顔もあまり知りたくないし、なんなら声優の顔もあまり知りたくない。なんか余計な気持ちが入っちゃうからだ。 ライターの顔出しって、上記の人たちより更になんか嫌なのだ。しかもそれで顔がいいときたら、本当にマジで嫌なのだ。 おふざけ要素や煽り要素の強いライターは、割と面白がって見れる。ヨッピー氏やはぁちゅうは、まあわりと好きだ。はぁちゅうは昔は苦手だったけど、この人は燃えに行ってるとわかって、何だか男らしさに好感を覚えた。ムカつくはムカつくけど、それが芸風だから、ちょっといいなとか思っちゃったのだ。芸人魂を感じる。 そうじゃないライター。 言ってしま
秋葉原のビラ配りがここ数年で異常に増えた。 ケンタッキー秋葉原店からAKIBAカルチャーズZONEまでの道(通称:メイド通り)が特に酷い。 メイドだけでなく、忍者、女子高生風(最近は規制により私服)姿の女で埋まっていて、通行の妨げになっている状態。 男性歩行者にはしつこく声をかけてくるし、無関係な一般の店の出入り口前に平気で立ち尽くすこともあって、迷惑この上ない。 ガラの悪い元締めの男の監視の目もあり、風俗店街かと思うほどに酷い景観を呈している。 そもそも、千代田区は2014年4月1日に施行した「公共の場所における客引き行為等の防止に関する条例」で客引き・客待ちを禁止している。それにもかかわらず、3年が経過した現在も変わらない状況が続いている。(道路使用許可証があれば客引きOKという矛盾) そんな中、とあるツイートが目に入った。 秋葉原の通称メイド通りで写真撮ってたらメイドバー元締めみたい
記者の質問に答える民進党の枝野幸男代表代行=衆院第1議員会館で2017年10月1日午前11時13分、西本勝撮影 民進党の枝野幸男代表代行は1日、希望の党に合流しない民進党前衆院議員らを集めて、新党を結成する方針を固めた。希望の党が民進党の全員合流を認めないことに反発した。希望に参加できない前衆院議員を救済するための受け皿を目指す。党名は「民主党」を検討している。 新党には赤松広隆元衆院副議長(愛知5区)、佐々木隆博氏(北海道6区)、辻元清美氏(大阪10区)、阿部知子氏(比例南関東)らが参加する見通し。民進党参院議員からは相原久美子、有田芳生、江崎孝、神本美恵子(いずれも比例)の4氏らが参加を検討している。 無所属で出馬することを表明した野田佳彦前首相は、自らのグループから希望の党に参加するメンバーもいるため、新党への参加には慎重とみられる。岡田克也元代表も参加しない見通しだ。
1日午前、京都市中心部にイノシシが出没した。街中を1時間余り走り回った後、京都府警などにより捕獲された。けが人はなかった。 府警によると、1日午前9時25分ごろ、京都市中京区の高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン京都」近くの路上で「イノシシを見た」と近くに住む男性から110番通報があった。 イノシシはその後、鴨川沿いの川端通を南下したとみられ、同9時半ごろには繁華街・祇園近くの東山区弁財天町付近で再び目撃情報があった。同10時50分ごろ、下京区の東本願寺近くの駐車場に逃げ込んだところを、警察官らがネットで捕獲した。 下京署によると、イノシシは体長1メートルほど。署で保護されていたが、夕方、息絶えた。2日、京都市に引き渡されるという。
看板車種を不振から挽回させられるか。ホンダはミニバン「ステップワゴン」を一部改良し、9月29日に発売した。 今回の改良で力を入れたのが、派生車種の「SPADA(スパーダ)」だ。2016年度の販売実績では、丸みを帯びたノーマルデザインのステップワゴンの割合が実は2割にとどまる。残り8割と圧倒的なシェアを占めたのが、スパーダだった。 ミニバンはいかついデザインが人気 スパーダは、”いかつい”スタイリッシュなデザインが特長の「エアロタイプ」と呼ばれる種類のミニバンだ。ステップワゴンの2代目から登場した派生車種だが、2003年の発売当初から年間販売台数でステップワゴン全体の過半を占める勢いがあった。ここ5年ほどで、スパーダの比率が一層高まっている。
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