唯一無二のFoveonセンサーが作り出す圧倒的かつ精緻で繊細な「解像感・色表現」 株式会社シグマはレンズメーカーとして知られるが、近年は世界で唯一の三層構造の垂直色分離方式を採用したセンサー「Foveon」を搭載したカメラを発売していることでも話題となっている。同社の山木和人社長はFoveonセンサーを搭載したカメラについて、とあるインタビュー※1で「当社がメインになることはなく、補完する存在……」と語っているが、その控え目な言葉とは裏腹に、唯一無二のセンサーが作り出す圧倒的かつ精緻で繊細な「解像感・色表現」に魅了され、作品作りに活かしている写真家は多い。今回は、そんなFoveonセンサーの魅力をあらためて探り、「レンズ交換ができるミラーレス一眼」として昨年登場したsd Quattroとsd Quattro Hを紹介する。 報告:高村達/「写真豆知識」編集部 協力・画像提供:株式会社シグマ
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