システム管理者は、サーバの状態にたえず目を光らせ、順調に稼働しているかどうかを確かめる必要がある。問題が見つかった場合には、その発端がいつだったのか、そこで何が起こったのかを詳しく調べることになる。そのためには、定期的にログをとり、そのデータをすばやく分析できる手段が必要だ。この記事では、Webインタフェースから1台または複数のサーバを監視できるツールをいくつか紹介する。 それぞれのツールは、ねらいどころが少しずつ違っている。以降ではすべてを順に説明していくので、自分の環境に合ったものを見つけてほしい。どんな言語と方法でデータのロギングを行っているかによって、システムの処理効率は大きく変わってくる。たとえばcollectdは、C言語で書かれたデーモンなので、システム情報を収集するために新しいプロセスを生成する必要がない。一方、Perlで記述され、cronによって定期的に生成されるものもある
snmpは広く知られた監視用のプロトコルです。しかし実際は“シンプル”ではなく、複雑な仕様、深いMIB-Tree、異なるバージョンなど、理解が困難と思われます。本レポートでは、前半で作成した拡張MIBから生成したソースファイルの編集ポイント、およびソースファイルからエージェントの取り込み方を述べて行きます。 はじめに この連載では監視用プロトコルとして広く知られているSNMPについて設定方法などを交えて説明していきます。今回は前半で作成したMIBファイルを基に生成したソースファイルの編集ポイント、およびエージェントの作成方法を述べます。 構築環境はFedora7(2.6.23.17-88.fc7)、32bit、glibc-2.6-4、gcc-4.1.2を使用しています。 これまでの記事 第1回:net-snmpについて(基礎知識) 第2回:net-snmpについて(環境構築) 第3回:ne
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く