イギリスでは薄いプラスチックの素材で作られた新しい5ポンド紙幣の流通が始まり、ロンドン市内のATMの前では、市民が早速使い心地を確かめていました。 新しい紙幣の裏面には、第2次世界大戦中、イギリスを率いたチャーチル元首相の肖像があしらわれ、大きさもこれまでの紙幣より15%ほどこぶりになっています。紙幣は一部が透明になっているなど新たな偽造対策が施され、使用できる期間もこれまでの2.5倍の5年に延びるということです。 イングランド銀行は声明で、「偽造しにくく安全なうえ、洗濯機で洗っても破れることはない。耐用年数が延びたので紙幣を発行する費用も削減できる」と導入の効果を説明しています。 ロンドン市内のATMで新しい紙幣を手にした市民からは、「紙のものよりも強そうでいい」といった声や「表面がつるつるしていて落としそうで心配だ」といった声が聞かれました。イングランド銀行は、来年夏には10ポンド、2
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