名張市桜ケ丘の市立図書館で29日まで、科学に関する子ども向けの本を紹介する「科学道100冊ジュニア」が開かれている。動植物や工学、極地探検などさまざまな分野の50冊以上を展示し、貸し出しもしている。市立図書館は「本を通じて科学に関心を持って」と呼びかけている。 理化学研究所(埼玉県)などでつくる「科…
これは以前にも書いたことだけど、みなさんはみんなの森という名前がぎふメディアコスモスの冒頭に付いていることをご存じだろうか。「みんなの森ぎふメディアコスモス」がこの複合文化施設の正式名称なのだ。みんなとは、この図書館にやって来るひとりひとりのあなたや私のことを指しているといつも私は考えている。抽象的な誰かのことではない。 市内から、遠方から、見知らぬひとりひとりの誰かがこのメディアコスモスの図書館に毎日やって来て、書架で、席で、雑誌コーナーで、交差する。見知らぬひと同士が言葉を交わす読書会や講座という機会もさまざまにあるけれど、多くのひとは思い思いに無言で本との時を過ごしてゆく。図書館が広場であるとすれば、図書館に愛着を持ってくれる利用者のひとたちと運営する職員の私たちをつなぎあい、この公共の空間で感じてくれてい…
<小学校低学年・指定>最優秀賞、野島大稟さん「としょかんをつくる人たち」=「たてる--こうじのえほん」 県読書感想画コンクール(県学校図書館協議会・毎日新聞岐阜支局主催、県教育委員会後援)は今年度、県内の小中高校生から計1772点の応募があり、審査の結果、受賞作品150点が決まった。最優秀の6点は「第31回読書感想画中央コンクール」(全国学校図書館協議会・毎日新聞社・実施都道府県学校図書館協議会主催、文部科学省など後援、凸版印刷協賛)の審査に進む。コンクールは、自由に選んだ図書または指定図書を読んで感じたことを絵で表現する。多数の児童・生徒が入賞した学校を表彰する「学校賞」には、安八町立結小▽同町立名森小▽養老町立上多度小▽美濃加茂市立山之上小▽恵那市立明智小▽同市立中野方小▽同市立長島小――の7校が選ばれた。【花岡洋二】(最優秀賞作品の説明は、作者、作品名、書名)
埼玉県三芳町の中谷久子さん(88)は70代半ばに図書館などで民話を語るボランティアを始めた。7年前、足を痛めて入院した際に他の患者から話を聞く傾聴ボランティアも務め、そこで出会った96歳の久米銈(けい)さんと意気投合した。 久米さんは戦時中、夫を戦地での疫病で亡くし、幼子を抱え空襲の中を逃げ惑った。戦後は女手一つで2人の子を育てるため、テキ屋や行商など「やれることは何でも…
◆全国学校図書館協議会長賞 題名に引きつけられ 豊田・童子山小5年 鈴木ゆりなさん 四つ下の妹が描いた絵を得意げに見せてくるので、「上手だね」と褒める。でも本当は線がはみ出ている。正直に言えば妹は悲しい気持ちになる。いつも正直なのは本当に正しいの?――。悩んでいた時、母が紹介してくれた本が「ほんとうのことをいってもいいの?」だった。題名に引きつけられ読み始めた。 一番印象に残ったのは主人公リビーの母の言葉だ。「優しさのうそは『心配り』で、うそとは全く別の意味になる」と気付き、迷いは晴れた。受賞を祖母に報告した時は「おばあちゃんの好きな『心配り』という言葉がわかるようになったんだね」と喜んでくれた。
第65回青少年読書感想文全国コンクール表彰式で喜びを語る受賞者の石黒琉翔さん(中央)=東京都千代田区で2020年2月7日午後2時20分、梅村直承撮影 第65回青少年読書感想文全国コンクール(全国学校図書館協議会・毎日新聞社主催、内閣府・文部科学省後援、サントリーホールディングス株式会社協賛)の表彰式が7日、秋篠宮ご夫妻を迎えて東京・大手町の経団連会館で開かれた。約1000人が出席し、受賞者に賞状などが贈られた。 秋篠宮さまはあいさつで、「(本の)内容をしっかり考え、自分自身の経験にも照らし合わせながら読んでおられることに感心するとともに、上手に表現されていることに感銘を受けました」と受賞作品の感想を述べられた。
全国学校図書館協議会賞に選ばれた土井優輔さん(右)とサントリー奨励賞に輝いた姉の土井優理さん=阿南市見能林町西内の同市立見能林小学校で、目野創撮影 「けんかもするけど、やっぱり仲良し」 協議会長賞、優輔さん(4年) サントリー賞、優理さん(6年) 第65回青少年読書感想文全国コンクール(全国学校図書館協議会、毎日新聞社主催、内閣府、文部科学省後援、サントリーホールディングス協賛)の中央審査で、県内からは阿南市立見能林小4年の土井優輔さん(9)が全国学校図書館協議会長賞(優良賞)に、姉で同6年、優理さん(12)がサントリー奨励賞に輝いた。「姉弟ダブル受賞」に二人は「うれしい。自信になった」と喜んでいる。【目野創】 「理科が好き」という優輔さんが選んだのは「そうだったのか! しゅんかん図鑑」。ボールなど身近な物が動く瞬間をハイスピードカメラで捉えた写真絵本だ。「自分が見ている世界と違う世界があ
川眺め自分振り返る 横浜・帷子小2年 山口日菜さん 小学校のすぐそばを流れる帷子川を眺めるのが日課。川について不思議に思ったことを母親に尋ねたら、加古里子さんの本を薦められた。 「最初のページで、川は山から流れてくると知ってびっくりした」。どんどん読み進めるうちに「川は海とつながっている。海は外国にもあるから、世界ともつながっているんじゃないか」と気がついた。 近年、海洋プラスチックごみが地球規模の環境問題になっている。帷子川にもごみや自転車が落ちていることがあり、「川を大切にすることは、わたしがすんでいるところだけではなくて、みんながすんでいるところを大切にすることなんだと思った」と感想文を結んだ。
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