日本ハムは読書促進全道キャンペーン「グラブを本に持ちかえて」の一環で、書籍778冊を一般社団法人「北海道ブックシェアリング」に寄贈したと5日、発表した。 同活動の1つである「読み終えた本をみんなでシェア」と銘打った取り組みで、札幌ドームでの公式戦開催日にファンの善意で集まった本を寄贈した。 この活動は北海道内や東日本大震災で甚大な被害を受けた東北地方沿岸部の読書環境整備を進めている「北海道ブックシェアリング」の活動に球団が共鳴し、14年から活動をスタート。 6年目を迎えた今年は7月19日から今季最終戦となった9月27日までの期間で開催された札幌ドームでの20試合で本の引き取りを行い、さまざまなジャンルの書籍、段ボール9箱分が集まった。 選手を代表して杉谷拳士内野手(28)は「僕自身も読書が習慣になって知識の幅が広がりましたし、今まで知らなかった世界に触れる楽しさを感じています。この活動を通
★北海道警が首相・安倍晋三が7月、札幌市で参院選の街頭演説をした際、ヤジを飛ばした複数の市民らを排除したが、道警は正式に道議会で「トラブル防止のための措置だった」と法的根拠を示さず肯定化した。10日にはその件で地元市民が集会と道警へのデモを行ったが、集会では元道警釧路方面本部長・原田宏二が「警察の現場では『治安維持のためなら多少の違法行為も許される』という間違った考え方がどんどん露骨になっている。それが表面化したのが今回の『排除』ではないか」と指摘した。 ★そこでも道警は参加者を無断で撮影し続けたといい、同行した弁護士が「撮影の要件は何か」と問うと「適正な職務執行だった」と繰り返したという。いずれも警察の越権に基づく抗議をも、聞く耳を持たなかったという。北海道の事件は別のかたちで全国に広がっている。参院選で製作された立候補者の選挙公報について全国9道県の選挙管理委員会がホームページ上の掲載
作家津原泰水氏が、幻冬舎から出版されている「日本国紀」(百田尚樹著)を批判したことで、同出版社から自身の作品を出版できなくなったとし、「違法な圧力」だと訴えた。 津原氏は、かねて「日本国紀」の著作権侵害を指摘してきたが、14日にツイッターで「正月あけ、担当を通じ、『日本国紀』販売のモチベーションを下げている者の著作に営業部は協力できない、と通達されました」とし、出版予定だった自身の文庫が出せなくなったことを明かした。 幻冬舎側の対応に「まあ違法な圧力ですよ」とし、「念のため付記しておきますが、僕は『日本国紀』の内容も趣旨も批判していません。それはご自由。僕が批判したのはウェブからのパクリであり、同じ幻冬舎から本を出す作家の立場から、世間に謝罪すべき(ならば浮かぶ瀬もある)と提言した。百田氏にもそうコメントしました。何故か返事は無いままです」と経緯を説明した。
「漫画 君たちはどう生きるか」が200万部の大ベストセラーになるなど、「名著」がブームになっている。そのブームの火付け役の1つがNHK・Eテレ「100分de名著」(月曜午後10時25分)だ。文学、哲学、宗教など幅広いジャンルの古典を紹介する番組で、最近では取り上げられた本の売り上げが飛躍的に伸びるという現象も起きている。 「100分de名著」の影響力に、出版社も驚いている。5月放送の「生きがいについて」(神谷美恵子著)の発行元みすず書房では、放送開始前に1万部以上を増刷したが、全国の書店から追加注文が相次いだという。1966年に出版されてロングセラーとなっていたが、番組に紹介されたことで一気に火がついた。現在も売れ続けているという。 みすず書房の担当者は「普段専門書を置いていない街の書店さんからも注文をいただいています。うれしい驚きなのが、『人間をみつめて』『こころの旅』など神谷さんのほか
人気マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)の、創刊50周年を記念した「ジャンプ図書館」が、15日から、東京・六本木ヒルズヒルサイド2階「ヒルズ カフェ/スペース」で始まった。同図書館では、創刊号から18年14号(3月5日発売)までのジャンプのほとんど(2000冊以上)を、無料で読むことができる。 この図書館では、「ONE PIECE(ワンピース)」「DRAGON BALL(ドラゴンボール)」などの人気マンガはもちろん、掲載1回で作品が完結する「読み切り」の作品や、人気が出ないなどの理由で、すぐに連載が打ち切られた作品なども、全て振り返ることができる。 図書館は、いすや机なども全て「週刊少年ジャンプ」で作られた内装。隣接するカフェでは、ジャンプロゴのラテアートを施したカフェラテなど、コラボドリンクも販売される。 この日はオープンの午後2時前から、大勢の人が列をつくった。オープンと同時に入館し
東日本大震災で夫を亡くした岩手県住田町の保育士、小田文香(ふみか)さん(45)は、発生7年の11日、陸前高田市立図書館の職員だった夫の信弘さん(当時41)の仏壇前で過ごした。「慰霊祭とかに行った方がいいんだろうけど、特別な日にしたくなくて」。信弘さんと未来ある子どもたちへの思いを胸に、本に関わる仕事を探している。 夫婦で2男1女をもうけ、子供の幼少期には、本の読み聞かせもしていた信弘さん。図書館では主に移動図書バスを運転し、貸し出しなどの業務も担当した。7年前も運転中。津波にのまれ、文香さんが遺体に対面したのは8日後だった。「きっと最後まで避難誘導をしていたのだと思う。本当にばかまじめな人。どこにいても、あの人は死んだと思います」。普段から、困っている人をほっておけない性格だった。 津波で同市内の自宅と勤務先の幼稚園も流された。文香さんは、子ども3人と実家がある住田町に移り、保育所で働いた
数多くの伝統工芸品が並び、多くのアメリカ人の興味をそそっています 日本の文化や伝統工芸、最先端技術などを発信する日本政府の対外発信拠点「ジャパン・ハウス」の一部が昨年末、ハリウッドにオープンしました。和食や文化、さらにファッションやデザインなどを広くアメリカの人たちに発信することが目的で、ロサンゼルス(LA)はブラジルのサンパウロに続く開館で、今後は英ロンドンにもオープンを予定しています。 ドルビーシアターやチャイニーズシアターとも隣接しており、大勢の観光客で1年中賑わう絶好のロケーションにオープンしたジャパン・ハウス ジャパン・ハウスは、ハリウッドの中心地、アカデミー賞授賞式会場でもあるドルビー劇場に隣接する複合施設ハリウッド&ハイランドの2階にあり、世界中から集まる観光客へのアピールを狙ったものと見られています。ジャパン・ハウスの目玉の一つが、日本各地の職人が手掛けた伝統工芸品や食器、
今年6月に34歳の若さで亡くなった元フリーアナウンサー小林麻央さんが乳がん闘病生活や家族との絆をつづったブログ「KOKORO.」が、米スタンフォード大の東アジア図書館のウェブアーカイブコレクションに保存されることが30日、分かった。ブログを運営するサイバーエージェントが発表した。 16年9月に始めたブログは、約10カ月で352本の記事が掲載され、多くの読者が関心を寄せた。スタンフォード大は、選出理由について、「闘病生活をつづることで、社会に対してまったく新しいコミュニケーションを展開し、闘病中の彼女自身を定義する新しい方法を築きました」としている。また、保存する意義について「勇敢さが時を経て前進し、そのパワーは未来の読者にも共鳴を与え、心を動かすことでしょう」と期待をしており、「後世の研究者、一般社会のために貴重な記録として保存したい」と話している。
図書館が所蔵する学校の記念誌などの切り取り被害が拡大している。名古屋市は7日、新たに学校史など13冊の計154ページが切り取られたり、破られていたと発表した。富山県も2冊計58ページの被害を確認した。部活動などのスナップ写真や、集合写真の部分が多く被害を受けているという。同様の被害は東海、北陸で多く、これまでに富山、福井、岐阜、愛知、三重の5県で計213冊(1852ページ)以上に上っている。 だれが、何のために切り取っていったのか。被害のあった図書館の担当者たちは、首をひねっている。13冊154ページの被害が新たに判明した名古屋市立鶴舞中央図書館の担当者は「まったく目的が想像できない」と絶句。2冊58ページの被害が確認された富山県立図書館の副館長は「カラーコピーも1枚80円でできる。値段が高いのか。その写真を他人に見られたくない人が破っていくのか。何のためか、想像がつかない」と話した。 鶴
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