少し古いネタになるのだが、七月十一日付で各種の報道で「ロレンツォのオイル」が有効であるとして話題となっていた。ちょっと感慨があった。 「ロレンツォのオイル」は十年ほど前、事実に基づいて難病を扱い、話題なった映画作品のタイトルでもある。 映画の紹介を兼ねて、現在千円で販売されている同DVDの釣りを引用するとこうだ。 オーグスト(ニック・ノルティ)とミケーラ(スーザン・サランドン)のひとり息子ロレンツォが難病の副腎白質筋ジストロフィーに冒されてしまった。専門医(ピーター・ユスチノフ)にも見放されたわが子の命を救うため、夫婦は何の医学的知識も持たないにもかかわらず必死の努力の末、ついに新薬“ロレンツォのオイル”を生み出していく…。 副腎白質ジストロフィーは、映画でも略記されているが一般的にALDと呼ばれる。ネットを探すと日本にも患者の組織があるようだ。 このアマゾンの釣り文句だが、映画の筋の紹介