ライブドア事件で証券取引法違反罪に問われ、公判が結審した前社長堀江貴文被告(34)の弁護人を務める高井康行弁護士は26日午後、東京都内で記者会見し「最終意見陳述で泣くつもりはなかったと言っていた。思わず万感胸に迫ったのではないか。あとは判決を待つだけという気持ちのようだ」と堀江被告の心境を明らかにした。 高井弁護士によると、堀江被告は公判後、自宅のある東京・六本木ヒルズで「逮捕から1年ですね。長い間ありがとうございました」と語った。 昨年11月に証拠調べが終わり、時間があまり気味だったため、サーフィンをしたり、年末年始に海外旅行に出掛けたりしたという。 元検事の高井弁護士は「堀江さんの意見陳述には感動した。潔白と分かってもらえたと思う。わたしは当初から第二の帝人事件と言っていた。見込みで逮捕し、証拠がないのに、検察の威信のために起訴した。許されない」と述べた。 【最新記事一覧】 ・01/