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ブックマーク / news.mynavi.jp (244)

  • 東京都で128年ぶりに「緑の宝石」ボルボックスを発見 旧江戸城の外堀で、法政大など

    旧江戸城の外堀で採取した水から、東京都では明治29年(1896年)以来128年ぶりに緑藻の「ボルボックス」が見つかった。ボルボックスは「緑の宝石」の異名を取るユニークな植物プランクトン。発見した法政大学自然科学センター・法学部の植木紀子教授(細胞生理学)は「長い間、謎に包まれていた東京産ボルボックスが非常に身近な場所に生息していることがわかり、今後も継続して調査を続けたい」と話している。 単離したボルボックスの光学顕微鏡写真(法政大学植木教授提供) ボルボックスは和名をオオヒゲマワリといい、その名の通り、ヒゲのような繊毛を動かしてつくった水流で回るように泳ぐ。淡水に生息し、ゴマ粒よりちょっと小さいくらいの大きさだ。冬の間は卵と精子が受精し、殻に覆われた接合子をつくり乾燥や低温に耐えることができ、春に適切な環境条件になると減数分裂を経て無性生殖で増えるようになる。 無性生殖で増えるボルボック

    東京都で128年ぶりに「緑の宝石」ボルボックスを発見 旧江戸城の外堀で、法政大など
  • 近鉄、大阪難波駅・近鉄奈良駅など特急券の窓口に字幕表示システム

    近畿日鉄道は、駅窓口での駅利用者と駅係員の会話をリアルタイムに翻訳して双方に表示するシステムを11月13日から一部の駅に導入すると発表した。 近鉄の名阪特急「ひのとり」 窓口への「Cotopat Screen」設置イメージ 双方がそれぞれの言語で会話した内容をリアルタイムにスクリーンに翻訳表示する 今回導入するシステムは、京セラドキュメントソリューションズジャパンが提供する「Cotopat Screen(コトパットスクリーン)」。話した言葉をリアルタイムに認識し、透明スクリーンに字幕として表示できるほか、会話を自動翻訳して話し手双方の言語で表示することができる。 インバウンドの増加にともない、駅係員が多言語対応に苦慮する場面が増えていることから、大阪難波駅、近鉄奈良駅、近鉄丹波橋駅の3駅で特急券発売窓口に「Cotopat Screen」を導入。利用者と駅係員の会話を自動翻訳し、窓口に貼付

    近鉄、大阪難波駅・近鉄奈良駅など特急券の窓口に字幕表示システム
  • とんねるず、29年ぶりも変わらぬ「ワンフー愛」 常識を壊してきた2人が見せた“らしさ”全開のステージ

    2024年11月、とんねるずの石橋貴明と木梨憲武が、29年ぶりに2人だけのライブステージに立った。8日・9日の2日間にわたって東京・日武道館で行われた『とんねるず THE LIVE』――多くの“ワンフー”(※逆さ読みした「ファン」の呼称)たちがチケットを取ることができず、会場外で“音漏れ観戦”する人も続出したこのプレミアムなライブで、2人はどんなステージを繰り広げたのか。その一部をレポートする。 「情けねえ」を歌うとんねるずの石橋貴明(左)と木梨憲武 『みなさん』最終回とは違った「情けねえ」 開演時刻直前、自然と発生した手拍子で2人を迎えようとする客席。それに呼応するかのように、スピーカーから鼓動を打つリズムが鳴り出すと、今度はそれに手拍子を合わせ、緊張感と一体感が徐々に増していく。 そんな中、激しいスポットライトに照らされた2人が、真っ白な衣装でせり上がってきた。大歓声と「タカさーん!

    とんねるず、29年ぶりも変わらぬ「ワンフー愛」 常識を壊してきた2人が見せた“らしさ”全開のステージ
  • Ryzen 7 9800X3Dを試す - ゲーミングCPUの本命か? 第2世代3D V-Cacheの威力を徹底検証

    レビュー Ryzen 7 9800X3Dを試す - ゲーミングCPU命か? 第2世代3D V-Cacheの威力を徹底検証 既報の通り、AMDは11月7日にRyzen 7 9800X3Dを$479で発売開始する。国内では11月15日に¥86,800(税込み)で発売予定となっている。今回は事前にこのRyzen 7 9800X3Dを評価する機会に恵まれたので、早速ご紹介したいと思う。 3Dの構造は? 先のレポートにもあるが、Zen 5世代からはCCDの下に3D V-Cacheが搭載される格好になった。 それはいいのだが、その3D V-Cacheの構造が今一つ不明のままである。元々Zen 4までは、CCDのL3キャッシュだけをくり抜いた様なダイを2枚張り合わせて1枚にしたうえで、それをCCDの真上に積層。その両脇に熱伝導を行うインターポーザ(AMD用語ではStructual Silicon)を

    Ryzen 7 9800X3Dを試す - ゲーミングCPUの本命か? 第2世代3D V-Cacheの威力を徹底検証
  • 撮り鉄の迷惑行為が社会問題に - 相鉄&アドビ、生成AIで編集体験

    相模鉄道とアドビは1日、アドビのコンテンツ制作アプリ「Adobe Express」を使用し、当日撮影した鉄道写真から不要な物を取り除く体験が行える参加費無料のワークショップ「楽しく撮り鉄! 生成AIで鉄道写真をもっと簡単に!」を11月24日にかしわ台車両センターで開催すると発表した。 「楽しく撮り鉄! 生成AIで鉄道写真をもっと簡単に!」と題したイベントが11月24日に開催される。相鉄の21000系(東急目黒線直通車両)にも乗車予定 昨今、鉄道の写真撮影における迷惑行為(許可なく線路沿いの樹木を切る、看板を移動するなど)が社会問題になっているという。相鉄とアドビのコラボレーションによる今回のイベントは、撮影時に不要と感じる対象物を最新の生成AI技術で「編集(削除)」する体験を通して、周囲へ迷惑をかけず、安全に楽しく撮影する方法の啓発・提案を目的に開催するという。 当日は相鉄線の星川駅、か

    撮り鉄の迷惑行為が社会問題に - 相鉄&アドビ、生成AIで編集体験
  • どの「M」が一番速い? Apple Mプロセッサーを今一度整理してみよう(前編)

    iPad Pro(M4)の登場と同時に発表された「Apple M4」プロセッサーにより、Apple製品が搭載する「M」系プロセッサーは若干混乱を伴うラインナップとなっている。一体どのプロセッサーが一番速いのか。そもそも「M」って何なのか。今一度、「M」系プロセッサーを整理してみよう。 Appleが独自設計した3種のSoC Appleは2010年以降、ARMアーキテクチャを採用した「Apple Silicon」SoC(System on Chip)を開発してきた。SoCというのは、CPUGPU、メモリ、I/Oコントローラーなどが全て1つのチップ上に搭載されているものを指す。現在、スマートフォンやタブレットなどのCPUは、ほとんどがこのSoCという形で搭載されている。 最初に登場したのはiPhone 4に搭載された「Apple A4」に始まる「A」シリーズだ。iPhone 4に合わせて4から

    どの「M」が一番速い? Apple Mプロセッサーを今一度整理してみよう(前編)
  • 解決できない? バージョン24H2のトラブル - 阿久津良和のWindows Weekly Report

    レポート 解決できない? バージョン24H2のトラブル - 阿久津良和のWindows Weekly Report Windows 11 バージョン24H2が登場して1カ月も経過していないが、一部のSSDでBSODを引き起こすトラブルが報告されているという。幸い筆者は未体験だが、Western Digitalは自社製ストレージやSanDisk製ストレージのファームウェアアップデートを公開し、トラブルを未然に防ぐ策を提示した。 Microsoftの公式ページでは、前回お伝えした約9GBのファイルが残る問題も「既知の問題」に加わったものの、先のストレージや筆者を困らせているネットワーク周りのトラブルは列挙されていない。 筆者の環境では、数年前からルーターDHCPサーバーに各PCMACアドレスを記述し、エンドポイント側の操作を最小限にしている。だが、バージョン24H2適用後にオンライン発表会

    解決できない? バージョン24H2のトラブル - 阿久津良和のWindows Weekly Report
  • AI市場におけるOpenAIの優位性はすでに喪失 - State of AI Report 2024

    AI投資会社のAir Street Capitalがこのほど、2024年におけるAIの現状と将来への影響について分析した「State of AI Report 2024」(AIの現状レポート2024)を公開している。このレポートの注目ポイントとしては、OpenAIの影響力が低下していること、上場AI企業の企業価値が大幅に上昇していること、基礎モデルの構築やビデオやオーディオ生成に取り組むAI企業が格的な収益を上げ始めていることなどがある。 State of AI Report 2024の概要および全文は次のページで見ることができる。 Welcome to State of AI Report 2024 Welcome to State of AI Report 2024 State of AI Report 2024の注目ポイント レポートでは、これまでの生成AIの競争はOpenAIが牽

    AI市場におけるOpenAIの優位性はすでに喪失 - State of AI Report 2024
  • 3つの層に分けて考える、サイバー攻撃への対策とは

    「サイバー攻撃で攻撃者がシステムに侵入しようとする場合、その侵入経路はおおむね決まっている」と話すのは、日ハッカー協会 代表理事の杉浦隆幸氏だ。攻撃にパターンがあるのであれば、有効な対策を講じるためにそれを知っておくことが重要になる。 9月17日~19日に開催された「TECH+フォーラム セキュリティ2024 Sep. 次なる時代の対応策」に同氏が登壇。外部からのアクセスのしやすさによってシステムを表層、二層、三層に分け、それぞれにどのような危険があり、どう対策すればよいかを解説した。 まず表層の対策をしっかりと行う 講演冒頭で杉浦氏は、外部に露出していて攻撃の対象になってしまうものを、表層、二層、三層の3つの層に分類して紹介した。防御にはゼロトラストも有効だが、ゼロトラストでは全てが表層になってしまう。そこで複数の層に分けた多層防御も考えておくべきなのだ。 攻撃される対象の3層分類 最

    3つの層に分けて考える、サイバー攻撃への対策とは
  • AndroidデバイスのPINコード盗むマルウェア登場、日本でも被害

    The Hacker Newsは10月15日(現地時間)、「TrickMo Banking Trojan Can Now Capture Android PINs and Unlock Patterns」において、Cleafyにより発見されたバンキング型トロイの木馬「TrickMo」の亜種から、AndroidデバイスのPINコードを窃取できる新しい機能が発見されたと報じた。これはZimperiumが独自の分析調査を実施して明らかにしたもので、その概要は「Expanding the Investigation: Deep Dive into Latest TrickMo Samples - Zimperium」から確認できる。 TrickMo Banking Trojan Can Now Capture Android PINs and Unlock Patterns TrickMoの亜種

    AndroidデバイスのPINコード盗むマルウェア登場、日本でも被害
  • 宇宙創成は「トンネル仮説」が有力か? 宇宙の波動関数の第一原理計算から京大などが導出

    京都大学(京大)、理化学研究所(理研)、名古屋大学(名大)の3者は10月17日、現代宇宙論で有力視されている宇宙が無から量子効果によって創生されたとする考えの詳細に関する「無境界仮説」と「トンネル仮説」の2つの仮説に対し、数学的な曖昧さを解消する形で宇宙の波動関数を第一原理から計算した結果、最終的に、宇宙の波動関数は無境界仮説ではなくトンネル仮説に予言されるものになることを、一定の仮定の下で厳密に示したことを発表した。 同成果は、京大 基礎物理学研究所の松井宏樹特定研究員、同・岡林一賢特定研究員、理研の多正純 数理創造プログラム上級研究員、名大 素粒子宇宙起源研究所の寺田隆広特任助教らの共同研究チームによるもの。詳細は、米国物理学会が刊行する素粒子物理学や場の理論・重力などを扱う学術誌「Physical Review D」に掲載された。 現代宇宙論では、時空のない無から量子効果により宇宙

    宇宙創成は「トンネル仮説」が有力か? 宇宙の波動関数の第一原理計算から京大などが導出
  • 前代未聞、x86命令セットで協業するAMDとIntel - 吉川明日論の半導体放談(316)

    先日、とある米国の業界ニュースサイトの写真を見て仰天した。AMD/Intel両社のCEO、Lisa SuとPat Gelsingerがにこやかな表情で1つの写真に収まっているのである。 最近のIntelの周りでは買収提案などのニュースが飛び交うので、フェイクニュースか? とも思ったが、調べてみると先ごろシリコンバレーのSan Joseで開催された「2024 OCP( Open Compute Project) Global Summit」にて、AMDとIntelがx86命令セットに関するAdvisory Groupを立ち上げ、x86命令セットの共通化で協業するという発表があったことを知った。仇敵の両社の前代未聞の発表に思わず喝采した。 x86命令セットでAdvisory Groupを立ち上げたAMDとIntel 50年近い歴史を持つx86命令セットの歴史はそのままマイクロプロセッサーの歴史

    前代未聞、x86命令セットで協業するAMDとIntel - 吉川明日論の半導体放談(316)
  • 人気広告ブロッカー「uBlock Origin」、Chromeでサポート終了の可能性

    Google Chrome拡張機能である広告ブロッカー「uBlock Origin」は「uBlock Origin - Chrome ウェブストア」において、近い将来サポートが終了する可能性があるという警告が表示されるようになった。 この警告には「この拡張機能は、Chrome 拡張機能のベストプラクティスに沿わないため、まもなくサポートされなくなる可能性があります。」と記載されている。 uBlock Origin - Chrome ウェブストア Manifest V3への移行が原因か GoogleChrome拡張機能プラットフォームについて、現在のManifest V2から新しいManifest V3へ移行することを進めている。Manifest V3は拡張機能がブラウザ内でどのように動作するかを大幅に制限すると考えられており、特に広告ブロッカーに大きな影響を与えることが予想されている

    人気広告ブロッカー「uBlock Origin」、Chromeでサポート終了の可能性
  • 量子重力理論では「十次元空間における膜」だけが特別な存在、静岡大が確認

    静岡大学は10月11日、粒子、弦、膜などのさまざまな物体の間に働く重力の性質を多様な空間次元で比較したところ、「十次元空間における膜」だけが「スケール不変性」と「非自己双対型電磁双対性」と呼ばれる2つの性質を同時に満たせることを解明し、十次元空間における膜は「量子重力理論」において特別な存在であることがわかったと発表した。 同成果は、静岡大 理学部の森田健准教授によるもの。詳細は、日物理学会が刊行する理論物理と実験物理を扱う欧文学術誌「Progress of Theoretical and Experimental Physics」に掲載された。 我々の宇宙は、重力(マクロの世界)を扱う「一般相対性理論」と素粒子(ミクロの世界)を扱う「量子力学」を統合した量子重力理論によって記述できると予想されているが、両理論は折り合いが悪いため、現状では量子重力理論の完成には至っていない。 これまでの

    量子重力理論では「十次元空間における膜」だけが特別な存在、静岡大が確認
  • 10年前のPCから技術はどう進歩した? 実家のIvy Bridge搭載PCをIntel N100搭載ミニPCに買い替えた

    レビュー 10年前のPCから技術はどう進歩した? 実家のIvy Bridge搭載PCをIntel N100搭載ミニPCに買い替えた ここ1年ほどで、実家に住む父から「自宅のデスクトップPCの調子が悪い」と相談を受けることが増えました。 はじめの方は「余計なアプリを閉じよう」とアドバイスをしていましたが、どうにも調子が戻らないということでPC体を確認してみると、2012年に発売されたIntelの第3世代Core CPU「Ivy Bridge」を搭載したなかなか古いPCだったことが判明しました。 Ivy Bridgeは、当時としては高性能・省電力、かつ当時のドル円レートの影響で安価に購入できたという過去を持つCPU。このため、一般的なパソコンの買い替えサイクルである5年を超えても使い続けるユーザーが多い……とされています。前年に発売された「Sandy Bridge」と並んでかなり物持ちがよく

    10年前のPCから技術はどう進歩した? 実家のIvy Bridge搭載PCをIntel N100搭載ミニPCに買い替えた
  • Windows 11 version 24H2に複数の不具合、提供を一時停止

    Microsoftは10月1日(米国時間)、「Windows 11, version 24H2 known issues and notifications|Microsoft Learn」において、同日リリースしたWindows 11 version 24H2(別名: Windows 11 2024 Update)に複数の不具合が存在すると発表した。これまでに確認された6件の不具合の概要と解決策が公開されている。 Windows 11, version 24H2 known issues and notifications|Microsoft Learn 既知の不具合 Windows 11 version 24H2に存在する不具合の概要は次のとおり。 Safe Exam Browserバージョン3.7およびこれ以前のバージョンを実行できない可能性がある Easy Anti-Cheatを使

    Windows 11 version 24H2に複数の不具合、提供を一時停止
  • ナンバープレートから自動車のエンジンを始動できる脆弱性、発見

    Malwarebytesは9月27日(米国時間)、「Millions of Kia vehicles were vulnerable to remote attacks with just a license plate number|Malwarebytes」において、起亜(KIA)が2013年以降に製造したほぼすべての自動車に脆弱性が存在したと報じた。この脆弱性を悪用されると、自動車の主要な機能を遠隔操作される可能性がある。 Millions of Kia vehicles were vulnerable to remote attacks with just a license plate number|Malwarebytes 脆弱性の概要 この脆弱性はセキュリティ研究者のSam Curry氏によって発見された。脆弱性の詳細はSam Curry氏のWebページ「Hacking Ki

    ナンバープレートから自動車のエンジンを始動できる脆弱性、発見
  • 欧州の小型ロケット「ヴェガ」、最後の打ち上げ - 波瀾万丈の歩みとその未来

    フランスの宇宙企業アリアンスペースは2024年9月5日、小型ロケット「ヴェガ(Vega)」を打ち上げた。搭載していた地球観測衛星「センチネル2C」を予定どおりの軌道に乗せ、打ち上げは成功した。 ヴェガにとって、これが最後の打ち上げだった。 ヴェガはイタリアが中心となって開発したロケットで、2012年にデビューし、欧州の自立した宇宙輸送の一翼を担ってきた。一方で、22機の打ち上げ中、2機が失敗するなど、信頼性には疑問が残った。 後継機となる「ヴェガC」とその未来にも暗雲が立ちこめる一方、イタリアも新たな手を打ちつつある。 ヴェガ・ロケットの最後の打ち上げ (C) ESA-S. Corvaja ヴェガ・ロケット ヴェガは、イタリア宇宙機関(ASI)と欧州宇宙機関(ESA)が開発した小型ロケットである。 その目的は、欧州における小型衛星の自立した打ち上げ手段を手に入れること、そして小型衛星を安価

    欧州の小型ロケット「ヴェガ」、最後の打ち上げ - 波瀾万丈の歩みとその未来
  • 東大、サケ稚魚がコスパよく泳ぐための水温と遊泳能力の変化を解明

    東京大学(東大)は9月27日、これまでサケ(Oncorhynchus keta)の稚魚は主に13℃以下の水温帯に生息することが知られていたが、その理由が不明だったため、岩手県産のさまざまな体サイズのサケ稚魚を複数水温で飼育し、スタミナトンネル(閉鎖型循環水槽)に封入して呼吸代謝実験を行った結果、体重の増加に伴って臨界遊泳速度が高まり、水温13℃以下の水温環境であれば、遊泳効率が高くなることが示されたと発表した。 同成果は、東大大学院 農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻の飯野佑樹大学院生(研究当時)、東大大学院 新領域創成科学研究科 自然環境学専攻/東大 大気海洋研究所(AORI) 海洋生命システム研究系の北川貴士教授、日大学生物資源科学部 海洋生物学科の阿部貴晃研究員/日学術振興会特別研究員-PD、岩手県水産技術センター 漁業資源部の清水勇一 上席専門研究員、岩手県沿岸広域振興局 宮

    東大、サケ稚魚がコスパよく泳ぐための水温と遊泳能力の変化を解明
  • 「制度だけ用意する」はNG――人的資本経営の実現に向けてやるべきことをエール篠田氏に聞いた

    2023年3月から、大手企業を中心に人的資の情報開示が上場企業に義務化された(※)。開示内容は採用にも影響するため、多くの企業にとって優先度の高いトピックであるものの、人材戦略をどのように変えるべきか逡巡している経営層や人事は多いのではないだろうか。 人的資経営の実現に向けた検討会の委員の一人でもあるエール株式会社取締役の篠田真貴子さんは「人的資経営の実現には経営戦略と人材戦略の連携が不可欠」と話す。人的資経営に基づく人材戦略見直しのポイントとは何か、詳しく伺った。 ※有価証券報告書を発行している企業のうち約4,000社が対象 人的資経営への取り組み状況が企業価値を左右する ――「人的資経営」という言葉を耳にする機会が増えましたが、そもそも人的資経営とは何なのでしょうか。 社員がしっかりと力を発揮できる環境を企業が作ること。そして、その取り組み状況を発信し企業価値を高めること

    「制度だけ用意する」はNG――人的資本経営の実現に向けてやるべきことをエール篠田氏に聞いた