遅ればせながら、アメリカのジャーナリスト、アビゲイル・シュライアーの『トランスジェンダーになりたい少女たちSNS・学校・医療が煽る流行の悲劇』を読んだ感想をまとめたいと思い記事を書くことにしました。 この本は昨年12月に角川から『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』というタイトルで出版される予定でしたが、告知された際、「トランスジェンダー当事者に対する差別を扇動する」という抗議の声があがり出版見合わせになりました。 その後、今年4月に産経新聞出版から『トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇』として出版された際には、「トランスジェンダー当事者に対する差別を扇動する」という抗議に加え、産経新聞出版や複数の書店に「取り扱い書店への放火を予告する脅迫メール」が届き、大手書店を中心に予約や取り扱いが中止となりました。 6月の現在に