沖縄県宜野湾市の松川正則市長(70)が26日、出張先の東京・港区赤坂のホテルで死亡しているのが見つかった。市などによると、松川市長は、同日午前9時にホテルロビーに集合して市職員らと帰沖する予定だったが、集合時間を過ぎても部屋から出てこないことから市職員が部屋を確認。すでに呼吸していなかったという。 遺体の状況などから病死の可能性があるとみられ、警視庁が詳しく調べる。 松川市長は、米軍普天間飛行場の跡地利用の取り組みを着実に進めるよう政府に要望するため上京していた。25日には首相官邸で林芳正官房長官らと面談した。 松川氏は1953年9月20日生まれ。宜野湾市野嵩出身。琉球大学短期大学部法経学科卒。73年に宜野湾市役所採用、議会事務局長などを歴任。2012年3月から副市長を務め、18年9月の市長選で初当選し、現在2期目。