(Inspired by 覚えておきたい、ニセ科学リスト - 妄想科學日報) 1.脳が柔軟な早期のほうが英語学習に適している◆ 1.1. 上のような根拠を述べつつ、小学校に英語を入れたい旨を述べる人がたまにいますが、そう言う人の多くは、脳科学について知識があるわけではありません。伝聞の伝聞を伝聞でしゃべっているだけの場合がほとんどです(このように伝えられるものを「都市伝説」と言います)。◆ 1.2. たまに脳科学の知見を引用する人もいます。大学の英語の先生に多いような気がします。ただし、彼ら彼女らの引用の99%は、エリックレネバーグという研究者による1967年の著作、あるいはペンフィールドとロバーツによる1959年の著作です。ゆうに半世紀近く昔の研究を引っ張ってきているのです。まだ、脳波を測定する方法が十分に整っていなかった時代の研究を根拠に使わなければいけないくらい、英語学習の年齢と