英語 世界銀行は、ベトナムに対し今後5年間で年間8億ドル以上の無利子クレジットを拠出する予定であり、この国が途上国として有数の際立った成功例になる可能性を秘めているとしています。 この援助計画は、本日ハノイにて、新しく東アジア・大洋州担当副総裁に着任したジム・アダムスが、世銀の対ベトナム・パートナーシップ戦略発表の際に明らかにされました。 世銀は、ベトナムとの将来の関わり方を示したこの戦略の中で、貧困削減と経済成長推進においてベトナムは「めざましい」成功を収めたと評価しています。 過去15年間に、ベトナムの貧困レベルは約70%減の20%未満にまで改善しました。実質所得は過去10年間に年間7.3%拡大しました。 「世界中を見回しても、過去15年間にこれほど大規模かつ急速な発展を遂げた国は、おそらくベトナムを除いてほかにないと言えるでしょう」とベトナム担当局長のクラウス・ローランドは言います。