といっても、日本の科学者ね。 日本の研究者は給料も研究費もほとんど税金でまかなわれている。アメリカだと寄付という形があるが日本ではほとんどない。 ということは、研究室の規模にもよるが、国民一人一人に年間1円とか30銭とかのお金を出して貰って自分の好きなこと(だけ)を調べているわけ。 この金額を高いと考えるか安いと考えるか。 少なくとも国民および世界中の人々のためになることを明らかにしており、その価値が一人当たり1円を越えるようなら安いものといえるだろう。 そう考えると、意外と簡単にクリアできそう。むしろ、もっと貰っても良いんじゃない?とか思いそうだが、あくまでも平均して1円だからね。 さて、研究、特に基礎研究の9割以上はほとんど直接的には人の健康増進に全く寄与しない。巡り巡って、そのうち役に立つときが来るというものが1割もあればよい方か。むしろ、研究とはそういった見返りを求めるものではない