昨年のSEAゲームの成功はラオスにとって誇り高いことであろう。国際的な競技大会を見事に主催したのだから、その国力を内外に示すことができた。 その背後には、中国の土地取得と中国人の移住という問題が存在している。メインスタジアムの建設支援の代償として土地をラオス政府は中国に提供したのである。 写真は、その中国人の住居である。昨年末の訪問時の住宅建設は終了し、1階には店舗が入居している。また新しく建物の建設が始まっていた。 こういった事態について、ラオスのことはラオスが決めることが当然である。ただラオスにとって、そういった中国人の流入が好ましいことを祈るばかりである。 ただし日本にとっては、どのような影響があるのか。こういった視点の議論があっても当然である。その議論に従った日本政府や日本人の行動があってもよい。こういう外交戦略をラオスを含むアジア諸国について日本は検討しているのであろうか。 日々
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