このブログでは度々、「若いうちは、とにかく仕事にがむしゃらに取り組むべきだ」という主張を批判的に取り上げている(若者もワークライフバランスを求めていいなど)。今日はこれについて、もう少し補足的な話を書きたい。 僕はこんなふうに「若いうちはとにかく仕事。プライベートなんていらん」という暴論を押し付けてくる人が心から嫌いだが、この人たちが論拠にしている「仕事にがむしゃらに取り組むことで、能力が向上できる」という主張自体は、別に嘘ではないと思っている。どれだけがむしゃらに取り組んだところで何も得られないという仕事はもちろんあると思うけど、OJT的に、仕事を通して能力を向上させることができるという事実を全否定しようとは思っていない。 しかし、がむしゃらに、自分の持てる時間をそれこそすべて投入して取り組むことで何らかのリターンを得ることができるのは、別に仕事に限定した話ではない。例えば、わかりやすい