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ブックマーク / apeman.hatenablog.com (5)

  • 1937年の神戸新聞より - Apeman’s diary

    以前に「百人斬り」について勉強する過程で1937年秋〜38年初春の地元紙を調べてみたことがあるのですが、今回はいわば「お蔵出し」として当時複写した記事からいくつかご紹介します。なお、日軍将兵が敵兵を○人斬った、といった報道は珍しくなく、またすでに「百人斬り」裁判との関連で紹介されてもいますので、ここではとりあげません。 (1)1937年11月12日 「百人斬り」否定論者=日刀否定論者は戦時中の武勇伝報道をことごとく捏造扱いする自虐史観の持ち主であるわけですが、しかし当時のマスコミもべつだん日刀を超兵器扱いしていたわけではなかった、ということを示す記事です。日刀にはピンからキリまである、という当たり前のことは報道されていたわけですね。 (2)1937年11月7日 石川達三の『生きている兵隊』には、ショベルで敗残兵をぶち殺す「片山」という名の従軍僧が登場します。石川は第16師団の兵士に

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    trini 2013/04/19
  • 河村市長が百回黒板に書き写すべき言葉 - Apeman’s diary

    もう5年以上前に書いたエントリからの再掲です。南京攻略戦闘時に海軍パイロットとして空爆に参加し、戦後は航空自衛隊の空将にまでなるとともに保守派(ないし右派)の戦史記者でもあった奥宮正武氏には、『私の見た南京事件』(PHP)という著書があります。南京陥落後、氏は撃墜された同僚パイロットの遺体を探すために南京市内をめぐり、日軍パイロットの遺体が中国の慈善団体紅卍会によって埋葬されているのを発見します。河村たかし流に言えば、「大虐殺があったのなら、日軍パイロットの死体を埋葬するはずがない」ということになりますが、奥宮氏は率直に「そのような手厚い取り扱いをしてくれた紅卍会の人々に感謝せずにはいられなかった」と記しています(40ページ)。敵味方を越えて死者に敬意を払った人々に対して、やはり敵味方を越えて敬意を払う態度とはこういうものです。

    河村市長が百回黒板に書き写すべき言葉 - Apeman’s diary
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    trini 2012/02/22
  • 恩を仇で返す男、河村たかし - Apeman’s diary

    すでにコメント欄でもご指摘いただいていますが、よりにもよって南京市と姉妹都市である名古屋市の市長である河村たかしがまたもや「恩を仇で返す」メソッドを発動しました。 CHUNICHI WEB 2012年2月20日 「南京事件なかった」 河村市長、日中討論会提案 名古屋市の河村たかし市長は20日、市役所を訪れた中国共産党の南京市委員会幹部らに、戦時中の旧日軍の行為に関し「通常の戦闘行為はあったが、南京での(大量虐殺)事件はなかったのではないか」と述べた。その上で「真実を明らかにするためにも、討論会を南京で開いてほしい」と求めた。 河村さんは「南京で終戦を迎えた父は、現地の人からラーメンの作り方を教わるなどのもてなしを受けた。当に事件があったなら、日人にやさしくできるものか、理解できない」と大量虐殺に懐疑的な考えを示した。 (後略) 参考エントリ http://d.hatena.ne.jp

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    trini 2012/02/20
  • 公娼制は当時の日本では「当たり前」だったか? - Apeman’s diary

    法華狼さんの従軍「慰安婦」問題関連エントリのコメント欄に、残念な人権意識の方が登場していることはご存知の方も多いと思います。例によって「当時、公娼制は合法だった」云々という論法です。しかし早くも1893年に群馬県が公娼制を廃止*1したのを嚆矢として、1930年から41年の間に13県が廃止*2、他に14県が戦前*3に廃娼決議をしています。「公娼制それ自体が問題である」という認識が戦前の日でもかなり広く共有されつつあった(少なくとも建前レベルでは)ことがわかります。神奈川県の決議では公娼制について「人身売買と自由拘束」による「事実上の奴隷制度」としており*4、米下院決議などが「慰安所」制度を性奴隷制度だとしたことが、当時の日の価値観から大きく隔たるものではないことがわかります。 南京事件否定論についても言えることですが、旧軍および当時の日政府を免罪しようとする人々が当時の日人の道義的水

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    trini 2012/01/19
  • あなたが好きなのはどちらのアメリカですか? - Apeman’s diary

    掲示板で smtz8 さんから情報提供をいただいた件についてです。 asahi.com 2011年8月14日 「「日軍性暴力パネル展」始まる 北京郊外で日中共催」(魚拓) このパネル展をとりあげた卑しい記事は次のような論法を用いています。 (……)しかし、中国ウオッチャーの宮崎正弘氏はこういう。 「日の市民団体が中国側をけしかけて、こうした展示会をやらせているのが問題。市民団体としては日の新聞に掲載されるのが目的でしょうね。また、彼女たちは日で裁判をするためにも、被害者を集めたい。裁判に負けようが、それを通じて支持者を広げようと考えているのでしょう」 かくして中国の若者たちに、日人への憎しみが植えつけられていく。 強調は引用者。戦争責任なり戦争犯罪についてはまず事実を否定したい、しかしそれが常に通用するとは限らない……ということで登場するのが「自虐」というレトリックであるわけです

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    trini 2011/08/28
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