ブックマーク / president.jp (8)

  • 「115年前から32ヘクタールも拡大」温暖化で沈むはずのツバル諸島の面積が増えているという不都合な事実 人口増加と環境汚染という「ローカルな要因」

    氷が溶けるより重要な「海水の膨張」 海面の上昇と言えば、温度上昇で南極やグリーンランドなどの陸氷が溶け、海の水が増えることをイメージする。 だが、それ以上に重要なのは、海水の膨張である。 水は、温度が上がると体積が増える性質がある。気温とともに水温も上がると、水の量が増えたのと同じ効果となり、海面を押し上げる。 実際に大洋(太平洋、大西洋、インド洋)の多くの島国では、海面上昇を感じさせる現象が頻発している。 実例としてよく挙げられるのは、砂浜が痩せ細り、海岸に生えていたヤシの木が波によって倒れたとか、住居のすぐ側まで波が打ちつけるようになった……といったものだ。 住民が波打ち際に立って足を海水に浸しながら「以前はここまで陸地だったんだ!」と訴えるシーンが、よくテレビで放映されている。 島民の生活に直接的な影響を与える事例も多い。 たとえば生活用水として使う井戸水が海水混じりになってきた、大

    「115年前から32ヘクタールも拡大」温暖化で沈むはずのツバル諸島の面積が増えているという不都合な事実 人口増加と環境汚染という「ローカルな要因」
    tritosi
    tritosi 2022/09/15
    こういう事もあるんだな
  • 飲めば飲むほど疾病リスクが高くなる…「少量の酒は体にいい」という定説を覆した最新研究をご存じか がんや感染症のリスクも軒並み上昇

    点線が男性、実線が女性で、それぞれ3つずつ線がありますが、真ん中の線を見てください。他の2つは、「95%信頼区間」と言って、厳密ではありませんが理解しやすいように簡単に言うと「100人中95人はこの中に入りますよ」という意味です。この幅が狭いほど、ばらつきが少なく、信頼性が高いことを意味します。 男女を比べると、男性のグラフのほうが95%信頼区間の幅が狭いですよね。それは、男性のほうがデータの母数が多い分、信頼できるデータが蓄積されているということだと考えられます。さて、1日あたりのアルコール量と死亡リスクの関係はというと、男女ともに、少量であればむしろリスクは減って、量が増えるにつれてリスクが上がっていくという「Jカーブ」を描いています。 飲酒量の増加に伴って死亡リスクが増えるのは、心血管疾患や口腔がん、咽頭がん、道がん、肝臓がんなどのがんのリスクが増えることが理由です。

    飲めば飲むほど疾病リスクが高くなる…「少量の酒は体にいい」という定説を覆した最新研究をご存じか がんや感染症のリスクも軒並み上昇
  • 「相手を変えたければ、まず自分を変えよう」そんなよくある助言を、禅僧が真正面から否定するワケ すべての人間関係の底には「利害関係」と「力関係」がある

    こじれた人間関係は愛情や努力では変わらない あなたは、人間関係で何か問題が生じたとき「自分の努力が足りないから、うまくいかないのだ」「私が愛情をもって接したら、相手は変わるはず」と思ってはいませんか? あるいは、人間関係の悩みを誰かに相談したら、「相手を変えたければ、まず自分が変わりなさい」と言われたことはありませんか? しかし、こじれた人間関係は、「愛情」や「努力」でどうにかなるものではありません。努力や愛で相手が変わると考えるのは、新たな苦しみを生むだけです。 たとえそれが家族であっても、同じです。 私は福井県の永平寺で僧侶として20年近くを過ごした後、縁あって青森県にある霊場、恐山の院代(住職代理)となり10年以上が経ちました。その間、生きづらさや苦しさを感じているという、たくさんの方々とお会いしてきました。 皆さんのお話を伺う中で、仏教の考え方がさまざまな問題の解決の糸口、生きるた

    「相手を変えたければ、まず自分を変えよう」そんなよくある助言を、禅僧が真正面から否定するワケ すべての人間関係の底には「利害関係」と「力関係」がある
  • 「脳トレはほぼ無意味だった」認知症になっても進行がゆっくりな人が毎日していたこと 70歳から急に老化する人、しない人

    老年医学の専門家である和田秀樹氏は「40歳こそ老化の始まり。この年代から“足りないものを足す健康法”へのシフトが重要だ」と説く。このたび上梓したセブン‐イレブン限定書籍『40歳から一気に老化する人、しない人』より、その一部を特別公開する──。(第3回/全4回) ※稿は、和田秀樹『40歳から一気に老化する人、しない人』(プレジデント社)の一部を再編集したものです。 70代こそ肉をべよう 20代、30代の人がスキーで転倒して足を骨折し、病院のベッドで1カ月寝たきりの生活をしたとしても、退院すればまもなく普通に歩くことができるようになります。 しかし70代ではそうはいきません。寝たきりの生活が続くと筋力が低下し、骨折が治ったあとも、「立つ」「歩く」といった日常生活に必要な動作に支障をきたすようになり、介護が必要になるリスクが高くなってしまいます。 こうした「ロコモ(ロコモティブシンドローム=

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    tritosi
    tritosi 2022/02/24
  • 「4割が失敗するのにメリットなし」歯医者で絶対に受けてはいけない"ある治療"【2021下半期BEST5】 「歯の神経」はできるだけ残すべき

    のむし歯治療は時代遅れになっている 【患者】子どもの頃から歯医者さんに行っていますけど、むし歯の原因がなんなのかとか、聞いたことがありませんでした。 【歯科医】日で一般的に行われている歯科の診療というのは、むし歯治療を中心に考えられているのです。モグラ叩きのようにむし歯が出てきたら治すという繰り返しですね。でも、むし歯になってしまったことには根的な原因がある。その原因に対するアプローチが足りないというのが問題でしょうね。 【患者】海外では違うんですか? 【歯科医】そうですね。すでに世界的には「治療」よりも「予防」を重視した先端医療が導入されています。しかし、日の保険制度では予防のためのケアは保険適用外ですからね。 特に歯科の保険診療は決められた手法、決められた材料、保険で認可されたものしか使えません。それが、時代に合わせて進歩すればいいのですが、治療法や使用材料は、わたしが開業し

    「4割が失敗するのにメリットなし」歯医者で絶対に受けてはいけない"ある治療"【2021下半期BEST5】 「歯の神経」はできるだけ残すべき
  • 時価1兆円の「中国版スタバ」があっという間に上場廃止となる中国市場の闇 腐敗度が深刻で不正が生まれやすい

    “打倒スタバ”のはずが、1年で上場廃止に 去る6月、スターバックスの向こうを張って急成長を遂げ、6912の店舗を中国全土に持つにいたったコーヒーチェーン、ラッキンコーヒー(瑞幸珈琲、福建省廈門市)が米ナスダック(新興企業向け)市場での上場廃止を余儀なくされた。2019年第2四半期から第4四半期にかけ、22億元(約339億円)の売り上げを水増ししていたのが原因だ。同社がナスダックに上場したのは去年5月で、一時は時価総額が約127億ドル(約1兆3260億円)にも達したが、1年しかもたなかった。 今年に入ってから、中国企業の不正会計は他にもある。米カラ売り専業ファンド、マディ・ウォーターズに売り上げと利益の水増しを指摘された、学習塾大手でニューヨーク証券取引所に上場しているTALエデュケーション(好未来教育集団)は、今年4月、従業員による売り上げ水増しの不正があったことを認め、株価が急落した。

    時価1兆円の「中国版スタバ」があっという間に上場廃止となる中国市場の闇 腐敗度が深刻で不正が生まれやすい
  • 年収1000万円超でもゴミ屋敷に住んでいた60歳男性は「死んでよかった」のか 「エアコンの高さ」までゴミが堆積

    「あんしんネット」の事業責任者の石見良教さん(右端)と作業員のみなさん。撮影のためマスクを外してもらったが、普段はコロナ前から終日マスク姿で作業をしている。 ゴミ屋敷に住む人は内科的疾患を患っている人が多い 「こんな家に住んでいると、人は死にます」というこの連載。第1回と第2回は実際に人が死亡した家、第3回はこのままいくと死んでしまう、というタイトルそのものの現場を紹介し、その背景に「ためこみ症」があることにも触れた。もしあなたの大切な人がゴミの中で生活していたらどうするだろう。もしくはあなたがゴミの中で暮らす可能性はないだろうか。 なぜゴミ部屋の中で人は死ぬのか。 実は、ゴミ屋敷に住む人は内科的疾患を患っている人が多く、ゴミの中には大抵薬が埋もれている。つまりは服薬していない。生活もいい加減なため、糖尿病になりやすい。最終的には合併症を起こし、不衛生な環境で感染症にかかり、早逝してしま

    年収1000万円超でもゴミ屋敷に住んでいた60歳男性は「死んでよかった」のか 「エアコンの高さ」までゴミが堆積
  • 大量の未開封DVDとサーバーに埋もれて40代男性は黒い染みになった 孤独死は高齢者だけの問題ではない

    孤独死の8割以上は65歳以下の現役世代 数々の孤独死事例を取材したが、最も衝撃を受けたのは、30代、40代も含む現役世代の孤独死がより深刻だということだ。孤独死現場の遺品などを見て感じるのは、何らかの事情で人生の歯車が狂い、その場に崩れ落ちてしまった現役世代の姿である。 原状回復工事に携わって、10年以上のキャリアを持つ塩田卓也は現役世代の孤独死現場と日々向き合い葛藤している特殊清掃業者の一人だ。塩田は、特殊清掃業者、武蔵シンクタンクの代表を務め、日々清掃作業に明け暮れている。 「うちにやってくる孤独死の特殊清掃の8割以上は65歳以下なんです。65歳以上は地域の見守りがなされていて、たとえ孤独死したとしても早く見つかるケースが多い。孤独死が深刻なのは、働き盛りの現役世代なんですよ」 塩田はそう言って、少しでもそんな現状を知って欲しいと、私を数々の現場に案内してくれた。 ある日、塩田が管理会

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