「ことば会議室」・「ことばについての会議室」をblog化しようと考えてのもの。 「ことば会議室」は1997年から2004年まで、「ことばについての会議室」は「ことば会議室」からcgiを替えて、2005年10月まで、ともにBBSで運営して参りましたが、この度blogとして再出発しました。
「村上春樹の生原稿を『流出』させた男」(活字中毒R。(3/10)) http://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=60769&pg=20060310 「村上春樹恐怖症」(内田樹の研修室(3/12)) http://blog.tatsuru.com/archives/001595.php 僕がこの「村上春樹生原稿流出事件」を最初に知ったのはネット上であり、そのときの感想は、「春樹さんの生原稿を勝手に売ってカネに換えるなんて、酷い編集者だ!」というものでした。村上春樹ファンとして、怒りを共有していたのです。 しかしながら、「文藝春秋」に載っていた、村上さんの「ある編集者の生と死―安原顯氏のこと」を読んで、なんとなくヘンな気分になりました。いや、村上さんは正しい。それも、圧倒的に正しいのは間違いないのです。もちろん、当該文章が、一方の当事者からみた「真実」であり
2006年03月15日 日本では女系天皇は難しいと思うワケ。 カテゴリ:カテゴリ未分類 今日は私に書いてほしいという リクエストがいくつも来た 「皇室典範改正問題」 について書こうと思うのだけど、 実はあんまり気乗りしない。 多分、皆様の期待には 全く添えないものになると思うから。 一応私はこの「かみぽこ政治学」では 政局分析を最も売りにしているんで、 (本業の私が研究していることは 全く別ですが。。。=苦笑) それを期待しているんだろうけど、 残念ながらこの「皇室典範改正問題」に 政局はありません。 この問題ってのはね、 まあ小泉内閣になってから 浮上した政治課題だった。 (それまで水面下では ずっといろんな人が 考えてたんだろうけどね) それで最初に小泉内閣が発足した際、 「こんな問題があります」 ってことで、 役人さんとかいろんな人たちが 小泉首相の所に来て ブリーフィングをやってね
人は空白にたえられない生き物なのだろう。訳のわからないもの、つまりそれまでの自分の経験や認識の範囲になかったもの、そういうものに出くわすと、色んな事を言う。あれこれと持ち合わせの思考をあてがってみて、分かった気になろうとする。分かれば、自分の範囲内、そして安心。自分の古道具をちょっと磨けば新しくなるとでもいうように。 死というのは分からないものの中で最たるもの。死の空白(死という空白、生者においてもよおされる空白、死が生者をまきこむ空白)が、分かりきったことだらけの日常をうがつ時にも、ひとは上記の習性を発揮する。葬式に行くと、空いた穴を直ちにふさがんとする、死んだ人についての勝手な解釈がとびかう。 静かにしてくれ。人が死んだ時くらい、黙れないのか。 ちゃんと空白に向き合った人は、言葉や思考がその空白に吸い込まれてしまう経験をするはずである。 しばらくして(二、三日かもしれないし、ひと月、一
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