8月11・18日合併号の日経ビジネスに、スープストックトーキョーを運営するスマイルズの遠山社長の記事が掲載されていました。記事のテーマは、どうやったら新規事業がうまくいくかということで、以下の四行詩にまとめられています。 【スマイルズ社長・の説く起業のための四行詩】 [1]やりたいこと [2]必然性(なぜしたいのか?) [3]意義(共感) [4]なかったという価値(独自性) 4つのポイントの中には、収益性やニーズは含まれていません。遠山社長は、1のやりたいことをかなり重視しています。そこから出発して、共感を得られるかどうかが次のステップです。共感は、ニーズに近いかもしれませんが、どちらかというと潜在的なものに近いのでしょうか。顕在化していないニーズを商品として示し、これに共感してもらえることで、顧客・リピーターが増えるのです。その結果、企業は収益を伸ばし、成長します。 遠山社長が訴えたのは