ユニクロの業績が芳しくないようです。 ファーストリテイリングがカジュアル衣料品店「ユニクロ」の国内事業で苦戦している。7日発表した2015年9~11月期の連結決算(国際会計基準)は純利益が前年同期比30%減の480億円となり、9~11月期としては5年ぶりの減益だった(2016年1月8日付 日経新聞朝刊) 店舗ビジネスの場合、既存店売上の前年同期比の増減には、否が応でも注目が行きます。アパレル各社が苦戦していた中でも、ユニクロは既存店売上がプラスに推移していました。値上げして客数が少々減っても、客単価の増加により既存店売上はプラスを維持できていました。しかし、その歯車が狂ったようです。客数の減少率がひどく、客単価の増加では補えなくなり、既存店売上がマイナスに転落しました。 日経新聞などでは、値上げにより客離れが起こったと評論していますが、それも事実。実際、買い物客として来店した時、高いと感じ