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2012年9月4日のブックマーク (4件)

  • 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 インタビュー: 亀山千広氏が語り明かす「踊る大捜査線」総括(1/5) - 映画.com

    亀山千広氏が語り明かす「踊る大捜査線」総括国民的人気シリーズとして、日実写映画興行収入記録を樹立した「踊る大捜査線」シリーズが、「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」をもって完結のときを迎える。テレビドラマの放送が開始された1997年から15年。シリーズの生みの親と言っても過言ではないフジテレビの亀山千広エグゼクティブプロデューサーが、今作の見どころはもちろん、これまでの全てを総括すべく映画.comに語り明かした。(取材・文・写真/編集部) フジテレビ入社は五所平之助監督の助言がきっかけ亀山氏がフジテレビに入社したのは1980年だが、早稲田大学政治経済学部在学中は無類の映画好きで配給会社への入社を希望していた。しかし、亀山氏が生まれ育った静岡・三島で晩年を過ごしていた「マダムと女房」「新雪」「挽歌」の五所平之助監督(当時は日映画監督協会理事長)の書生を務めたことが、その後の

    踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 インタビュー: 亀山千広氏が語り明かす「踊る大捜査線」総括(1/5) - 映画.com
  • 夢売るふたり : 映画評論・批評 - 映画.com

    2012年9月4日更新 2012年9月8日より新宿ピカデリーほかにてロードショー 喪失と絶望を抱く者の心に寄り添う、ねじ曲がった心理サスペンス惨めな想いを抱えた淋しい女性たちが、誠実で優しい料理人の自己をさらけ出す言動にうっとりし、ついつい夢を託す。影で糸を引くのは彼の。それは店を全焼させ、困窮した夫婦が再起を懸けた資金繰りであり、騙された実感もないまま輝くことを願う彼女たちの背中を、ほんの少し押すだけの謀(はかりごと)。夫婦役の阿部サダヲと松たか子から、阿吽(あうん)の演技を引き出す西川美和の寡黙な演出も相俟って、滑り出しは娯楽性豊かだ。 コン・ゲームは導入にすぎない。好いた惚れたの季節をとうに過ぎ、日常という戦場で同士となったと夫の間を隔てる、どす黒い河の混濁した流れが早まっていく。うしろめたさを重ね、屈折した関係を維持するが依って立つ正義は何なのかと、ロジックを求める者には感情

    夢売るふたり : 映画評論・批評 - 映画.com
  • 莫逆家族 バクギャクファミーリア : 映画評論・批評 - 映画.com

    2012年9月4日更新 2012年9月8日より新宿バルト9ほかにてロードショー 往年の東映実録ヤクザ映画のような男くささを放つ暴力活劇むくつけき異貌の男たちが画面に現れるや、絶えず怒号が飛び交い、血しぶきが飛び散り、壮絶な殴り合いが果てしなく延々と繰り返される。まるで井筒和幸の「ガキ帝国」と往年の東映実録ヤクザ映画をブレンドさせたような男くささを濃厚に放つ活劇だ。 かつて暴走族のトップに君臨した伝説の男・火野鉄(徳井義実)は、家庭を持ち、小市民的な生活に埋没する日々を送っているが、昔の仲間の娘が不良に暴行されたのがきっかけで、メンバーが再結集され、熾烈な闘いが始まる。 鉄をはじめ登場する大半の男たちは、皆、親に遺棄された不幸な過去を背負っており、彼らは、血のつながりよりも、グレート・マザーのようなドンばー(倍賞美津子)を中心とするコミューン=疑似大家族によってかろうじて、心を慰撫され、庇護

    莫逆家族 バクギャクファミーリア : 映画評論・批評 - 映画.com
  • 鍵泥棒のメソッド : 映画評論・批評 - 映画.com

    2020年12月8日更新 2012年9月15日よりシネクイントほかにてロードショー 脚が「お見事!」としか言いようがない 堺雅人&香川照之が挑んだ笑いと騙しの物語堺雅人と香川照之――この並びを見かければ、今や超絶怒声バトルを繰り広げた「半沢直樹」を想起することだろう。だが、2人はその卓越した演技力をもって、2012年にも傑作を世に放っている。「運命じゃない人」「アフタースクール」の内田けんじ監督が仕掛けたオリジナル喜劇は、「笑い」にも「騙し」にも一切緩みがない非凡な作品だ。 物語をけん引するのは、対照的な2人の男。借金だらけで日銭もなし、ボロアパートに暮らしながら、過去の恋に未練たらたらというダメさを煮詰めたような売れない役者・桜井(堺)、依頼があればどんな人物も抹消してしまう伝説の殺し屋・コンドウ(香川)。そんな2人が銭湯で運命的な出会いを果たし、「コンドウが転倒して記憶を失う」という

    鍵泥棒のメソッド : 映画評論・批評 - 映画.com