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ブックマーク / todaidenki.jp (1)

  • 東京大学電気系同窓会 » リヒテンベルクのアフォリズム/熊田亜紀子

    沿面放電は、気中放電に比べて進展しやすいため、絶縁上はそれを防ぐことが最大の課題となる。この沿面放電の計測と解析を学生時代より研究課題としてきた。沿面放電の研究の歴史は古く、1777年のゲッティンゲン大学教授のG.C.リヒテンベルクによる「リヒテンベルク図形」の発見までさかのぼることができる。これは、沿面放電後に絶縁物の表面に荷電粒子をふりかけて沿面放電の描く軌跡を得る手法であり、目に見えない電気を簡単な方法で可視化する方法ともいえる。 さて、もう10年以上前のことだが、修士課程一年のときに、たまたまドイツ歴史文化に関するを読んでいたところ、「ゲーテ嫌いの啓蒙主義者リヒテンベルクは、沿面放電の研究に代表される物理学者としても有名で」云々という記述にあたり、「え?このリヒテンベルクはあのリヒテンベルク?」と驚いたことがある。ちょうどコピー機のトナーをふりかけてリヒテンベルク図形を得て沿

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