マネジメント 新しいチームのあり方を探求 就活 就活生必見!サイボウズの疑問 ティール組織 会社の「あたりまえ」が変わる 多様性 100人100通りの個性 ワークスタイル 働き方、生き方、もっと自由に 青野慶久 サイボウズ社長の想いと覚悟 キャリア 人生の「積み上げ方」を見直す 複業 複数の「本業」をもつ働き方 人事制度 多様な働き方を支える仕組み マンガ サクッと手軽に読める!
ある大企業での話だ。 Eさんは、某有名私大を出て、新卒でその会社に入った。彼は真面目だったので、研修での成績がよく、希望の部署にうまく入り込むことができた。 希望していた部署は雰囲気もよく、Eさんはそつなく仕事をこなし、上司からも気に入られた。 「将来を嘱望される」とは、このことだったのだろう。 幾つかの部署を経て、ついに、Eさんは「海外営業部」への辞令を受けた。この会社においては、一部の評価が高い人は「海外営業部」に配属される。 多くの歴代の社長、役員が、この部署出身者であるため、そこで仕事をすれば、社内的に強いコネクションをもつことができ、いわゆる「出世街道」に乗ることができる。 Eさんの将来は明るいはずだった。 だが、Eさんの運命は大きく変わる。 「海外営業部」での上司と、合わなかったのである。 Eさんの上司は「仕事ができる人」の中でも、さらに「できる人」だったので、非常に多くのこと
昔からずっと「私は何者にもなれない」と思い続けていた。 幼少期を欧米で暮らし、親も周囲もなんでも褒めてくれる環境で育った。 就学前に文字を読めば天才と呼ばれ、絵を描けば画家になれると言われ、笑えば「こんなに可愛い子は見たことがない」と言われ、仏頂面でいても「この子は哲学者だね」と言ってもらえた。(どんな子どもにもそうやって接する文化なのだ。) 当時の私がその褒め殺しの環境をどう捉えていたかはわからないが、帰国して国立大附属の小学校に入学した時のショックは覚えている。 イギリスの学校では筆算ができるだけで神童のように扱われていたのに、日本の同級生には数学オリンピックで入賞するような子がいて、それなのに体育の成績が悪いと親に怒られて体操教室に通わされていた。自分は絵が得意だと思っていたけど、教室に並べて貼られた作品の中で自分の絵はお世辞にも上手い方には見えなかった。 とにかく勉強も運動も芸術も
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