自分のやりたいことを紙に書いてみるとはっきりする ーー今の女性芸人さんが悩んでいるのも、「社会の流れ」と「自分たちのいる業界」と、どこにその基準をもったらいいのかという、そういうこともありそうですね。 山田 ライバルが多すぎますね、今ほんと女性芸人が多いからね。だから競争でしょうしね。私なんかひとりだったからなんだかんだ楽だったもん(笑)。 ーーお話を伺っていると、山田さんには「女性芸人はこう生きなきゃいけない」みたいな縛りがなくて、それこそ世の中の流れに乗っかって軽やかに行動されていたんだなぁと。 そうですね……自分のやりたいことをきちんと紙に書いてみるとはっきりする。たいしたことないんですよ、書き出してみると。好きなことと嫌いなことを書いてみる。そうすると嫌いなこと案外「こんなものか」と。それで好きなことがバーッと出てきたら、あっ意外と自分は面白い人間だってもう1回わかるから。 ーー嫌
山田 先輩の女性には、そういう人もいました。何が嫌いなのか、もうほんとに私のことが大嫌いなようで。苦労なさったんだと思います。私より上ですから、女だ、ブスだと、もっともっといじめれただろうし。もっともっと辛かったんだと思いますね。 でも個性なんですよ、顔は。平均点なんかよりちょっと変な方がいいんじゃないでしょうかと、今は思う。よく松尾伴内に言うんですけど「よかったね、こんな顔で」って。「わかってます」だって(笑) ーー今、顔のことばかり言われてうんざりしている女性芸人がいたり、一方で「『ブスいじり』はよくない」という認識に「私たちの武器を奪わないで欲しい」と思う女性芸人がいたり。どちらにせよ「ブスいじり」は人々の何かをざわつかせる行為になっているように感じます。 山田 そう……女性芸人たちはそんな悩みがあるんですね。でも、わざとブスに作ってる人もいますしね。もっときれいにできるのにキャラを
誰かの「やめた」ことに焦点を当てるシリーズ企画「わたしがやめたこと」。今回は、ブロガーの月山ももさんに寄稿いただきました。 月山さんがやめたのは「無理してがんばる」こと。 仕事やプライベートで無理を重ね体調を崩したことで、当時の生活を振り返ることになった月山さん。そこから「10年後、20年後の自分につながる行動か」を考えるようになったそう。 改めてこれまでの生活で「無理をしている」ことに気付き、意識的に無理をしないことを考えるように。ただ意識をしても、どうしても「無理しそう」になる瞬間があることも。月山さんの率直な体験がつづられています。 *** あれはたしか、会社の研修で「ワークライフバランス」か何かをテーマに意見交換をしていたときのことでした。 「ももさんが、仕事やプライベートを送る上で1番大切にしていることってなんですか」 と尋ねられたのです。少し考えてこう答えました。 「楽に生きる
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