今回からはその続きということで、文章を作成したあとの工程である「校正」という作業についてお話していきたいと思います。 題して「文章の校正における試行錯誤」。早速いってみましょう。 校正とは 校正というとあまり聞き慣れない方もいるかも知れません。Wikipediaによると以下のように書かれています。 印刷物等の字句や内容、体裁、色彩の誤りや不具合を、あらかじめ修正すること。校合(きょうごう)ともいう。 via 校正 – Wikipedia 簡単にいうと、内容の間違いや誤字などをチェックし、修正する作業のことです。正直、地味だし楽しいとはいえないかもしれませんが、実はとても大事なことなのですよ。 ミスがあるということ 実はわたしは今の仕事に就く以前に編集者として働いていたことがあります。当時、上司はよくこう言っていました。 どんなに素晴らしい文章を書こうが、徹夜で働こうが、ミスがひとつでもあれ
![文章の校正における試行錯誤01~1つのミスが全体の価値をゼロにする~](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/54181b95f617e5659434344cc477f6bdb9843b84/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.ashi-tano.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2012%2F10%2Fkousei01_011.jpg)