食欲の秋というわけで、秋といえば食べ物を撮りたい季節。本格的にライティングをしてきれいな食器にきれいに盛りつけをして雑誌に掲載されているような写真を撮る、というのもいいけれども、そこまで凝った撮影をする人もそうはいないだろう。 もっと気軽に、自宅で「あ、きれいに作れたから撮っておきたい」、お店で「おいしそうだから撮っておきたい」と思ったとき、手軽にきれいに撮ろうという話だ。 手ブレしないように明るさとピントに気をつけて では実例を交えつついってみよう。 まず重要なのは「明るさ」。室内で撮るときはいつも問題になるのだが、たいていの室内は暗いもの。オートにしておくと自動的にフラッシュが焚かれてしまうくらいには暗い。じゃあフラッシュを使うとどうなるか。