ここではシェフィが出来上がるまでの過程を、主にゲームとイラストに注目して書きます。創作の奥義だとか魂の振動数だとかゆったり、変な造語を乱発していますが、頭がおかしい人の痴れ言なので気にしないでください。 人の身で因果の始点を捉えることはできませんが、思い出せる中で区切りがいいのはVorpalsというボードゲームとの出会いです。同人でありながら目覚ましい傑作を作ったことでその名が響き渡り、ボードゲーム好きの友達がホクホク顔で買ってきたのでぼくも触れることとなりました。ぼくは二人以上でやるゲームは苦手なのですが、Vorpalsの常軌を逸したイラストの良さに心を射抜かれました。そして湧いた欲望の処理に困りました。自分がこれに対して何をどうしたいのかが分からなかったからです。それはイラストに向かっているものなので、プレイや所有は、ぼくの欲望を昇華してくれるようには思えませんでした。 なんだか戦いの