★ このサイトを運営するNPO法人WANは、多様なフェミニズム実践とジェンダー研究の情報を発信・集積し、 ジェンダー平等を求める人々に交流の場を提供します。 アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. 「妻の家事ハラ」をうたった旭化成ホームズの広告がネット上で炎上した。実は「家事ハラ」は、昨年秋、私が出版した『家事労働ハラスメント~生きづらさの根にあるもの』(岩波新書)での造語だ。ここでは、「家事労働ハラスメント(家事ハラ)=家事労働を蔑視・軽視・排除する社会システムによる嫌がらせ」と定義し、こうした蔑視によって、家事労働の担い手とされる女性が、貧困や生きづらさへと追い込まれていくことを伝えようとした。ところが「妻の家事ハラ」広告では、それが、「家事をやらされる男性のつらさ」を指す言葉に転化させられてしまった。そこに見えてくるのは、少数
![エッセイ > 「妻の家事ハラ」炎上から見えた少数者の言葉を無力化する「装置」 竹信三恵子](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cdd59242c4290a585bb94497175981e55baabc23/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwan.or.jp%2Fimage%2Fhash%3Fwidth%3D600%26height%3D315%26url%3Dhttp%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41pTXyafpPL.jpg)