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BOJに関するtsr-xyのブックマーク (3)

  • 日銀の「力技」に乗る相場、米雇用統計さえ飲み込む

    マーケットでは「日銀には逆らうな」というのが合言葉になりつつある。3月米雇用統計は非農業部門雇用者数の伸びが8万8000人と市場予想の20万人を大きく下回り、米金利は年初来最低水準まで低下。ドルは幅広く下落したが、対円だけは上昇し、2009年6月以来の98円後半を付けた。4日に決定した黒田日銀の大規模緩和のインパクトが凌駕(りょうが)したためだ。「貿易赤字の継続や円キャリートレードの思惑など需給面でも円売りに傾きやすい環境だ。この状況で日銀緩和に逆らうのは難しい」(東海東京調査センター・シニアストラテジストの柴田秀樹氏)という。 日株は円安進行への好感だけでなく、日銀によるETF購入増額も買い材料となっている。これまで日銀はTOPIX<.TOPX>が1%下げた直後にETFを買い入れることがほとんどだったが、4日の決定会合で決めたETFの買い入れ増額に伴い、株価に効果的な買い入れ戦略を執行

    日銀の「力技」に乗る相場、米雇用統計さえ飲み込む
  • 「日銀バッシャー」を日銀総裁にすると何が起こるのか

    注目されていた日銀総裁に、黒田東彦氏(アジア開発銀行総裁)の名前が浮かんでいる。政府は今週中にも、黒田氏を総裁に、副総裁に岩田規久男氏(学習院大学教授)などを任命する人事案を野党に提示する方針だという。参議院の最大会派である民主党は「財務省OBでもいい」と容認の方向だというが、これは問題を取り違えている。 重要なのは出身母体ではなく、彼らがどういう金融政策をとるかである。黒田氏は財務省の財務官だったころから「日銀の金融緩和が足りないから円高になる」と批判を繰り返し、岩田氏は「日銀はデフレ・ターゲティングだ」と激しく批判してきた「日銀バッシャー」である。これはアンチ巨人の評論家を巨人軍の監督にするようなもので、チームは大混乱になるだろう。 日銀がどうなろうと正しい政策が出てくればいいが、彼らがお手とするアメリカのFRB(連邦準備制度理事会)では、これとは逆の動きが起こっている。先週、明らか

  • アベノミクスに死角なし

    アベノミクスに死角なし 日銀理論は誤りと初めて理解した日の総理。ハイパーインフレにはならない。 2013年2月号 BUSINESS [特別寄稿] by 原田 泰(早稲田大学政治経済学部教授・東京財団上席研究員) 昨年の衆院選で特徴的だったのは、自民党が金融政策を焦点にして選挙を戦ったことだ。これまで、政治家は、財政政策には関心があったが、金融政策には関心がなかった。財政政策とは地元に橋や道路やホールを作ることだが、金融政策の効果は、じわじわと効いて景気が良くなったり、悪くなったりするものだ。今までの自民党政治家は、それがどのように効くのかよくわからないので、専門家に任せておけということだった。ではなぜ今回、安倍総理は金融政策に焦点を当てたのか。 それは総理が、金融政策の効果は強力で、その失敗によって、自民党は政権から追放されたと考えるようになったからである。1990年代からの長い経済停

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