アップルの最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏は米議会に対し、性的指向や性同一性に基づく不利益を生じる職場の方針や慣行からの保護を目指す法案を通すよう求めている。 The Wall Street Journal(WSJ)のオンライン版に米国時間11月3日付で掲載された論説記事の中で、Cook氏は上院がEmployment Non-Discrimination Act(ENDA:雇用差別禁止法)を支持するよう強く求めるとともに、下院に対しては、この法案を投票にかけるよう求めている。 法案S. 815は、11月4日に上院で投票が行われる予定だと報じられていた。 ENDAは、すでに性別、人種、宗教、障害などの個人的特性を対象に米連邦政府が保証している採用および雇用上の保護を、同性愛者やトランスジェンダーの労働者に拡大しようとするものだ。 Cook氏は、「同性愛者の米国人が持つ職場での