専門家は大賛成、批判は的外れ、あとはFCC次第。 アメリカのオバマ大統領が、ネット中立性をプッシュする強力な一手を繰り出しました。FCC(連邦通信委員会)に対し、ネット中立性強化のためにインターネットサービスを電話と同じ「公共サービス」として扱い、提案する声明を出したんです。一部の日和見政治家が見当違いの批判をしていますが、オバマ氏のプランは具体的だし的確です。 ネット中立性についてこれまで興味があった人もそうでない人も、大統領の自由でオープンなインターネットのプランには多少疑問を持たれたかもしれません。少なくとも、健全な一定の懐疑はあるはずです。ネット中立性をめぐる議論は長くて複雑なので、それも当然です。 ざっくり言うと、3つの疑問があると思います。ひとつめは、オバマ氏の声明が単なる政治的ポーズなのか、それとも実質的な意味があるのかということ。ふたつめは、反対派の声は聞くべきなのかという
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