秋田県内で、クマに襲われて死亡したとみられる事故が相次いで2件起き、遭難事故も急増するなど、山菜採りによる山での事故が後を絶たない。いずれもネマガリダケを目当てに入山したとみられ、ネマガリダケの生産額の減少が背景にあるとの見方が出ている。品薄状態で店頭での販売価格が上昇、自ら採ろうと山に向かう人が多いと指摘されている。 ネマガリダケは6月にかけてが旬。焼いて食べるほか、みそ汁の具としても人気がある。 県内では鹿角市十和田大湯の山林で5月21、22日、男性2人がツキノワグマに襲われたとみられる状態で死亡。25日に入山した十和田市の男性が行方不明になっている。26日には女性4人が遭難し、県警に救助された。一帯は地元で、ネマガリダケが採れる場所として知られる。 県警によると、ネマガリダケ採りによる今年の遭難事故は26日現在、11件、14人。昨年同時期の2件、2人から大幅に増えている。 ネ
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