2019年5月1日のブックマーク (1件)

  • 「私の携帯には菅さんの番号が入っている」加藤の乱は、ネットに煽られ自滅するおじさんの先駆けだった | 私が令和に語り継ぎたい「平成の名言」 | 文春オンライン

    ときは平成12年、森政権は不人気をきわめていた。そこで加藤紘一は与党自民党の議員であるにもかかわらず、野党提出の内閣不信任決議案に同調するかっこうで倒閣を画策する。世にいう「加藤の乱」である。側近だった谷垣禎一が半泣きの加藤に「大将なんだから。一人で突撃なんて駄目ですよ」と詰め寄る、あれだ。 野党と手を組んで政権を奪う。こうした裏工作をともなう権力闘争は、竹下派やそれを割ってでた小沢一郎の真骨頂であった。そうした彼らを批判し、距離を置いていたのが加藤である。その姿はひとによっては政界の良識派に、ひとによっては甘ちゃんに見えていた。そんな加藤が意を決して自ら権力闘争に打って出たのである。 「◯◯さん?  Facebookでつながってるよ」おじさんの原型か ことの発端となる会合で、加藤は「私の携帯には菅さんの番号が入っている」と吹聴する。ここでの「菅さん」 は「すがさん」ではなく「かんさん」だ

    「私の携帯には菅さんの番号が入っている」加藤の乱は、ネットに煽られ自滅するおじさんの先駆けだった | 私が令和に語り継ぎたい「平成の名言」 | 文春オンライン
    tsubasanano
    tsubasanano 2019/05/01
    “当時森内閣の支持率は一桁というありさまで、そうした世相にあって「ネットの声」が加藤を応援し、追い詰められていた加藤はそれに煽られるようにして森内閣打倒の勝負に出たのである。”