知的障がいを抱えた選手でつくるサッカーチーム「横浜F・マリノスフトゥーロ」は、平成16年に発足してから20年ほどがたちます。所属する選手は現在、中学1年生から54歳まで約100人おり、A~Eチームまでのカテゴリーに分かれて活動をしています。 Aチームは、横浜市社会人リーグに登録して、健常者と試合を行って交流を図っています。このほかのチームは、県内の大会などに出場し、試合経験を積んでいます。サッカー好きな人たちが集まっているのだから、サッカーにいそしむのは当たり前ですよね。 しかしここで読者の方に知ってもらいたいのは、サッカーをしているだけではない、ということです。 令和4年度には、日産スタジアム(横浜市港北区)で行われたJリーグの試合にあわせ、SDGs(持続可能な開発目標)を楽しく学べるイベントが開催された際、スタッフとして運営に協力してくれました。地域のサッカー教室にも参加するなどし、社