44歳・大学准教授が「婚活」にハマってわかった、婚活市場の「見えない歪み」 「独特の力学」が働いている…? 2年間の婚活を経て… 44歳。最終学歴は国立大学大学院博士課程修了。職業は公立大学准教授。年収は約1000万円。初婚。長男ではあるが母親は妹夫婦と暮らしており、同居の予定は無し。 これが、2018年3月に婚活に臨んだ際の、私のスペックです。 年齢が高いことがマイナスポイントですが、私が高望みや選り好みをしなければ、同年代の結婚相手はすぐ見つかるはず。そう思えるスペックかもしれません。実際、婚活を始めた当初、友人にも同僚にも、結婚相談所の職員にもそういう風に言われ、婚活パーティーと結婚相談所をそれぞれ1年ずつ利用しました。 結果は、2020年3月に結婚相談所を退会し、婚活そのものから撤退しました。この2年の間に200名近い女性の方と出会いの機会がありましたが、交際に至ったのは1名のみ。