2008年7月22日のブックマーク (1件)

  • 「撮影」の暴力化について考える

    中傷は制御可能か もう1つの問題は、一般人に向けられるいわれなき中傷である。ニコニコ動画を引き合いに出すまでもなく、今ネット上にあるあらゆるものに対して、コメントが付けられるようになりつつある。 自分のホームグラウンドでしょうもないコメントをつづっても見てもらえる可能性はほぼないが、広く掲示されたものに対して意見を貼り付けられるのは、自己顕示欲を満足させる。また同じコメントを多数派の1人として書き込むことで、それに参加したと感じ、連帯感や帰属意識も満足させられる。野球場でブーイングが始まると、すぐにそれが広がるのと同じ理屈である。 もっともこの現象は、否定的なことだけに限定されない。肯定的な行動、例えば賞賛の拍手が伝播するのも、おなじ理屈であると考えられる。 肯定・否定というのは、対象者の行為や発言に対する評価によって起こる行動である。それらは世の中の正当性や公平性を担保する上で重要な概念

    「撮影」の暴力化について考える