前原氏「交渉参加後、撤退もある」 「徹底抗戦」山田氏は離党も否定せず 産経新聞 10月23日(日)22時8分配信 民主党の前原誠司政調会長は23日のNHK番組で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)について「交渉に参加して、国益にそぐわないなら撤退もあり得る」と述べた。“途中下車”の可能性を示すことで、交渉参加に慎重な党内勢力の理解を得る狙いもあるとみられるが、慎重派は離党もちらつかせて徹底抗戦する構えで、両者の対立が収まる気配はない。 前原氏は「外交交渉で大切なのは、いかにルールメーク(制度作り)に参加し、日本にとってメリットを作るかだ」と述べ、改めて交渉参加に意欲を示した。「11月2日までに党内の意見集約を図る」との一部報道については「そういう話は聞いておらず、しっかり党内で議論したい」と述べるにとどめた。 前原氏は党内の「経済連携プロジェクトチーム(座長・鉢呂吉雄前経済産業相)」