アルジェリアの人質事件で、産経新聞社など神奈川県警の記者クラブに加盟する17社は連名で23日、日揮に対して文書で、「被害者の生の声を伝えることが重大な責務」「悲惨な出来事が再び起きないよう社会に力強く訴えるという観点から名前の報道が必要」などとして、(1)帰国者の記者会見の可及的速やかな開催(2)死亡者の氏名の公表−の2点を申し入れた。 日揮は死亡が確認された7人の氏名や年齢を非公表としている。また、被害に遭った駐在員の家族への取材に絡み、取材を受けた家族からクレームがあった報道機関に対しては、本社で行っている会見への出席を断る場合もあるという意向を報道機関側に伝えている。