福島第1原発で深刻な事故を起こした東京電力の経営危機回避策として、政府・民主党内で東電本体から「福島原発部門」を分離する案が浮上していることが12日、明らかになった。原発事故で国が必要な援助を行う原子力損害賠償制度を踏まえ、政府出資で福島原発の事故処理と巨額の損害賠償を担う「清算事業会社」を設立し、本体から分離する。その他事業の「新東電」は上場を維持し、首都圏などで安定的に電力供給するよう促す。 分離案は東電全体の国有化を回避し、公的資金の投入額を最小限に抑えるのが狙い。分離により、「新東電」は事故に伴う財務リスクが減るため、原則民間からの資金調達で電力供給の維持と経営再建を進めるよう求める。 また事故責任を明確にするため、「新東電」に対しては清算会社の事業費用の一部や事故に対応する人材の供出を義務付け、再発防止に向けた組織改革も求める。 [時事通信社]
3月11日に発生した東日本大震災の余震は現在も続いている。徐々に頻度が減っているとはいえ、緊急地震速報の独特のアラーム音が鳴り響くことはいまだに多い。緊急地震速報から揺れが到達するまでの間は数秒~十数秒と少しの余裕しかないが、身の回りに気を付けたり、頭部を守るために身構えたりする手助けにはなっている。 一般の携帯電話では、NTTドコモとauの大部分の機種、ソフトバンクの1機種が緊急地震速報に対応している。「フォンフォン」というアラーム音とメッセージの表示で地震予測を通知する。スマートフォンは一部機種を除くと標準では未対応だが、サードパーティの緊急地震速報アプリがある。iPhoneでは「ゆれくるコール”for iPhone」、Android向けには「なまず速報 β」が定番になっている。 地震発生以降、緊急地震速報へのニーズは急激に高まった。ゆれくるコール”for iPhoneは、ダウンロード
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