2016年1月12日のブックマーク (1件)

  • 伝統的家族の復権は少子化問題を解決するか?(筒井淳也) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    効果がなかったこれまでの少子化対策アベノミクス「新3の矢」のひとつに、「希望出生率1.8の達成」という目標が掲げられています。出生率あるいは出生数に対して政府が数値目標を掲げたのは、あまり例がない新しい試みです。過去の政府系の委員会でも、数値目標を掲げようという動きはありましたが、報告書等に盛り込まれることは避けられてきました。その理由は様々でしょうが、戦争体験からくる人口政策への嫌悪感や、個人的選択への過度の介入への忌避感があるのだと思います。 それでも政権が数値目標の公表に踏み切ったのは、その数値が結婚や出産に関する人々の「希望」がかなったときに実現する数値である、という主張が背後にあります。希望しない人に無理強いしているのではなく、希望が叶うように政府が助けますよ、ということでしょう。 それにしても、日のこれまでの少子化対策にはほとんど効果がありませんでした。図1をみてください。

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