ガンホー・オンライン・エンターテイメントが29日発表した2013年1-9月期連結決算は、売上高が前年同期の約10倍の1162億円、本業のもうけを示す営業利益は約28倍の685億円、最終利益は約15倍の426億円だった。 スマートフォン(高機能携帯電話)向けゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」がヒットし、大幅な増収増益とした。パズドラは昨年2月にサービス開始、今月14日にはダウンロード数が2千万件を突破。このほか、「ケリ姫スイーツ」のダウンロード数が600万件を超えるなど、パズドラ効果は他のスマホ向けゲームにも波及しつつある。 同社は今月15日、親会社のソフトバンクとともに、フィンランドのスマホ向けゲーム会社のスーパーセルを約1515億円で買収する計画を発表するなど、海外展開にも力を入れている。 12月通期業績予想は、これまで通り、発表していない。