概説 † Windowsの設定管理を行うスクリプト言語であるPowerShellを悪用し、悪意あるプログラム(マルウェア)を実行します。PowerShell は、Windows の API にアクセス可能であり、インターネットアクセスなどの機能も提供されているため、攻撃の中核となるテクノロジーともいえます。そのため、外部との通信(新たなプログラムのダウンロード)や端末情報や認証情報の窃取など、多種多様なコマンドの実行が考えられます。 スクリプトは難読化されることが多く、侵入検知システムやアンチウイルスでの検知が困難な場合があり注意が必要です。 DefaultではPowerShellの実行は無効に制限されていますが、実行が有効となっている端末では攻撃を受ける可能性が高く、慎重な運用が必要です。 古いバージョンである PowerShell2.0 は、ログ機能などのセキュリティ機能がないため、検