三国志には後漢王朝の基盤を崩壊させるきっかけを作り出した 黄巾賊(こうきんぞく)。 また中国北方に位置した黒山賊(こくざんぞく)は、 勢力が大きすぎて後漢王朝から将軍の位を贈られた国家公式の賊徒でした。 上記の他にも白波賊(はくはぞく)などの賊徒が登場します。 魏は上記の賊徒と蜀の皇帝・劉備や呉の皇帝となった孫権(そんけん)も、 同じ扱いをしていたのです。 どうして劉備や孫権が賊徒と同じ扱いをされていたのでしょうか。 今回はその理由についてご紹介していきたいと思います。 関連記事:黄巾賊の組織体制はどうなっていたの?太平道を布教させた宗教団体をミエルカしてみるよ 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄