デバイスに対して命令を送り、その結果が返ってくるまでの遅延時間は「レイテンシ」と呼ばれます。レイテンシが小さいほど反応性は良く快適ですが、レイテンシが大きいとレスポンスの悪さとして現れユーザーエクスペリエンスを大きく損なうことになります。そんな体感速度に関わるレイテンシを、iPhoneを使って簡単に計測するアプリ「Is It Snappy?」が登場しています。 Is It Snappy? http://isitsnappy.com/ Dropboxで技術者として働くチャド・オースティンさんが、意外と知らない「レイテンシ」について、そしてレイテンシを計測する方法を解説しています。 ◆レイテンシとは? 「どのテキストエディタが最も反応性が良いのか?」というような議論で目にする機会があるレイテンシは、コンピューターの応答性を表す指標の一つです。例えば、物を手に取ったり紙に字を書いたりといった現実