有事対応コミュニケーション力という本が技術評論社から出る。 震災と原発事故について、危機管理という視点から論じたシンポジウムの記録である。 鷲田清一、上杉隆、藏中一也、岩田健太郎というメンバーで行った。 緊急出版なので、完成度は低いけれど、珍しいメンバーでのシンポジウムだし、チャリティーイベントなので、印税は全額義捐金に回すことになっている。 本は書店で手にとっていただくとして、とりあえず私が書いた「あとがき」を告知代わりに掲載しておく。 あとがき リスクコミュニケーションについてのチャリティーシンポジウムをやるので、出て下さいと岩田先生に声をかけられた。 岩田先生は「それは何ですか?」的なテーマの場所に私を引き出すことを好む傾向がある。最初に対談したときのトピックは「新型インフルエンザの防疫体制について」だった。その次にお会いした時は「看護教育について」だった。その次は感染症の学会に呼ば