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  • 評論文解説『「である」ことと「する」こと』丸山真男著 その1~権利の上にねむる者~

    こんにちは、文LABOの松村瞳です。 今回からは政治学者である、丸山真男さんの「日の思想」から抜粋されている、恐らく高校現代文で最も難しいであろう評論文。 『「である」ことと「する」こと』 を取り上げます。 -権利の上にねむる者-まず、有名な冒頭の解説です。 政治学者である著者の丸山さんの学生時代の話から、教科書の抜粋は始まっています。 民法の授業で、「時効」の制度について説明された時のことです。 法律の現場。とくに、民法上の裁判では、理不尽なことが良く起きている。 お金を借りて、「返してくれ!」と言われない事を良いことに、全く返そうとしない人間。出来れば、このまま返さずに済ますことが出来たら良いなぁ~と、思っている人間がいたとして、悪いのはお金を借りて返さない不心得者のはずですし、罰されるのは当然だと思いたいのは、人間として当たり前の感覚でしょう。 けれど、民法では、むしろ悪いのはお金

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